文化財保存修理所 特別公開
02/09/2010(Tue)

貴重な文化財を保存することの重要性を、一般の人にも実感し知識を深めてほしいという目的で、
去年の春、はじめて一般公開された奈良国立博物館の「文化財保存修理所」
昨年も見学申込みをしたものの、抽選にはずれて参加できませんでしたが
今年は嬉しいことに参加証が届きましたので、奈良倶楽部さんをお誘いして
文化財保存修理所特別公開に行ってきました。

まず最初に博物館の講堂で、研究員の方による文化財修理の工程の解説をお聞きしたあと
博物館の東側にある「文化財保存修理所」に移動して、技術者の方たちによる作業の様子を
ガラス越しに見学。
文化財保存修理所には、奈良博から委託された「美術院」「文化財保存」「北村工房」という
三つの工房があり、「美術院」の工房では仏像などの彫刻を、「文化財保存」の工房は
絵画書跡を、「北村工房」では、漆器工芸品の保存修復作業を行なっていらっしゃいます。
はじめて見る保存修理作業の現場。
地下にある工房は自然光をうまく取り入れてあり、思っていたよりずっと明るい印象です。
心配されていた湿度も思っていた以上に安定していて、貴重な文化財の補修の現場としては
とてもいい環境なのだそうです。
階段を下りてまず目に飛び込んできたのは、バラバラに解体された仏像や
横に寝かされて中が丸見えの仏像など、普段目にすることのない仏様の姿。
美術院の工房では17体の仏像の保存修復作業が行なわれていましたが
事前解説で頂いた写真と修理品の資料を見ながら、仏像の体の欠損箇所を補足する作業や
解体部材の組み付け、補修作業を終えた竣工前の最終確認をしているところを、
すぐ間近に見せていただきました。
絵画書跡の修復を手がける文化財保存の工房は「装こう室」と呼ばれ
掛軸装、襖絵、経典や絵巻物などの巻子装、和綴じの冊子、折本、屏風などの
補修が行なわれています。
事前に肉眼での調査の他、電子顕微鏡、エックス線で和紙や絹の繊維までも
入念に調査が行なわれ、補修用の紙などは、工房内にある「紙漉き場」で
技術者が実際に紙を漉く作業も行なっているのだそうです。
「北村工房」では、人間国宝の漆工芸家北村昭斎さんが
実際に行なわれている作業をひとつひとつ解説してくださいました。
見せていただいたのは、遠くウクライナで2000年もの間 土の中に埋っていた
木製の漢代出土漆器の修復
細かい漆器の破片をひとつひとつ整理し復元していくという
気の遠くなるような作業に、おもわずため息が・・・
文化財の保存の考え方としては、調査と記録、オリジナルの尊重、
将来の修理に備える可逆性が大切で、現存保存、歴史的価値の保存が
徹底されているそうです。
修理を終えたあと、どこが修理されたかわからないのが
いい修理なのだとか。
集中力と細やかな神経を使う作業に、黙々と取り組む技術者たち。
3年、4年と文化財の補修はとても時間のかかるお仕事ですが、
文化財を後世に受け継ぐため、研究を重ね、技術を磨いていらっしゃる方の姿を
実際にみせていただいたことは、とても貴重な体験でした。
今回「文化財保存修理所」の工房で見せていただいた修理中の文化財。
修復を終えて所有する寺社や美術館に戻ったのちに
私達が目にする機会もいつか訪れることでしょう。
そのときがとても楽しみですし、これから文化財を見るたびに
守り伝えていくために関わってきた技術者の姿も
重なって見えるのだろうなって思います。
* * * * *
奈良博前、ほころびはじめた梅の花の下で まどろむ鹿さん。

のどかだねぇ〜♪

鹿とともに暮らす
02/06/2010(Sat)


1月下旬からはじまっている「鹿寄せ」
先日、飛火野へ鹿寄せを見にいってきたのですが、
ホルンの音を聞いて林の奥から一直線に走ってくる鹿の姿はとても可愛くて
何度みても面白いイベントだなって思います。
かわいい鹿さんは奈良公園の象徴
この「鹿寄せ」は、奈良の観光キャンペーンの一環として
「奈良の鹿愛護会」が開催しているイベントですが、
奈良の冬の風物詩として楽しんでいただこうという主旨とともに
鹿の生態をきちんと知ってもらいたいという強い思いが込められています。

今日も食欲旺盛な鹿さんたち。
ちなみに、鹿さんたちがもらっているのは“どんぐり”です^^
NHK大阪放送局では平城遷都1300年にちなみ、今月と来月
過去に放送された番組の中から、奈良を舞台にした番組が再び放送される予定で、
1回目の今日は昭和50年2月に放送された新日本紀行「鹿のいる公園−奈良ー」でした。
奈良の歴史は、鹿とともに暮らしてきた歴史でもあって
その生態を見守りながら、鹿との共存を目指して活動している
「奈良の鹿愛護会」の方々のお力はとても大きいものがあります。
番組が放送された36年前から、環境の変化とともに人と鹿の距離感も
少しずつ変化し、鹿愛護会の活動の幅も変わってきていると思いますが
鹿と人との共存のために尽力されている鹿守たちの活動を理解し協力していくことが
鹿とともに暮らす私達に求められていることと強く感じました。
次回(2月13日)は、平成7年に廃業し、去年 惜しまれつつその建物も解体された
名旅館「日吉館」と名物女将田村キヨノさんを取材した番組
新日本紀行「古都宿帳」の放送が予定されています。
立春*春色がいっぱい
02/05/2010(Fri)

春は名のみの風の寒さや・・・
立春といえどもまだ風は冷たく、春は暦の上だけかしらと思っていましたが
昨日はマルクままからお誘いいただいて、春景色を楽しんできました。

もちろん、マルクくんも一緒。


琵琶湖の辺にある菜の花畑の公園
ここには、ひと足はやい春がいっぱい!

湖を挟んだ対岸に広がるのは、雪を頂いた比良山系の雄大な景色
きれいだね、マルちゃん。

重い心臓の病をかかえているマルクくん。
大好きな琵琶湖を前に水遊びができない彼は、ちょっと寂しそうだったけど
ひさしぶりに出かけた遠出のお散歩は、いい気分転換になったかな^^

また一緒に遊びにいこうね♪
『招福厄除』
02/04/2010(Thu)
朝は晴れ間が広がったものの、午後からは時おり小雪の舞う
寒い節分の日となった奈良。
「招福厄除」を願う節分会の行事が、
あちらこちらの神社やお寺で行なわれましたが
今年はいろいろと用事がありましたので、夕刻行なわれる
東大寺二月堂の「星祭」にだけでかける予定でした。
でもなぜか行く先々で、タイミングよく節分会の法要を見ることができましたので
写真だけですがアップしますね^^

東大寺二月堂から、ならまちのあちこちをまわり
ちょこっと乙女部部室にご挨拶。
お向かいの元興寺では、ちょうど柴燈護摩供がはじまるところだったので
ちょこっと見学してから、またまた東大寺へ・・・
二月堂の豆まきで、乙女部部長とお会いしてから
急いで家にもどり仕事を少しこなし、巻き寿司とお吸い物をささっと作って
今度は、奈良倶楽部さんと一緒に二月堂の「星供養」へ。

自宅からさほど遠くない場所ばかりなので
自転車でぐるぐるまわっていたのですが、さすがに疲れてしまって
当日は、記事を書く気力がありませんでした。
でも、こうゆうときこそ
“必殺!丸投げ”って技を使えばいいんですよね(笑)
では奈良ブログ乙女部部員のみんな、よろしくね♪
・ならまち乙女部部室(たーさん)
・東大寺二月堂豆まき(ちりんさん)
・二月堂星供養(奈良倶楽部さん)
ぐるぐる巡った先々では、春の兆しもたくさん見つけました。

翌日は立春。
暦のうえでは冬から春へとうつりますが、肌をさすようなこの寒さに
春を実感するのは、まだまだ先になりそうです。
追伸:ちりんさーん、恥ずかしいよ〜(//・_・//) なんだか椿に申し訳ないなぁ(笑)
寒い節分の日となった奈良。
「招福厄除」を願う節分会の行事が、
あちらこちらの神社やお寺で行なわれましたが
今年はいろいろと用事がありましたので、夕刻行なわれる
東大寺二月堂の「星祭」にだけでかける予定でした。
でもなぜか行く先々で、タイミングよく節分会の法要を見ることができましたので
写真だけですがアップしますね^^

東大寺二月堂から、ならまちのあちこちをまわり
ちょこっと乙女部部室にご挨拶。
お向かいの元興寺では、ちょうど柴燈護摩供がはじまるところだったので
ちょこっと見学してから、またまた東大寺へ・・・
二月堂の豆まきで、乙女部部長とお会いしてから
急いで家にもどり仕事を少しこなし、巻き寿司とお吸い物をささっと作って
今度は、奈良倶楽部さんと一緒に二月堂の「星供養」へ。

自宅からさほど遠くない場所ばかりなので
自転車でぐるぐるまわっていたのですが、さすがに疲れてしまって
当日は、記事を書く気力がありませんでした。
でも、こうゆうときこそ
“必殺!丸投げ”って技を使えばいいんですよね(笑)
では奈良ブログ乙女部部員のみんな、よろしくね♪
・ならまち乙女部部室(たーさん)
・東大寺二月堂豆まき(ちりんさん)
・二月堂星供養(奈良倶楽部さん)
ぐるぐる巡った先々では、春の兆しもたくさん見つけました。

翌日は立春。
暦のうえでは冬から春へとうつりますが、肌をさすようなこの寒さに
春を実感するのは、まだまだ先になりそうです。
追伸:ちりんさーん、恥ずかしいよ〜(//・_・//) なんだか椿に申し訳ないなぁ(笑)
雪の大文字
02/03/2010(Wed)

とても冷え込んだ、昨日の朝
窓を開けると、東の山にも薄っすらと前夜の雪が残り
すぐ目の前にある高円山にはくっきりと白い大文字
日が高くなる頃には、雪はすっかり消えて
いつもの高円山に戻ってしまったけど、
こんな自然からの一瞬のプレゼントをいただく度に
私の好きな奈良は、季々折々の自然の営みの中にあるのだということを
いつも感じています。
今日は節分
奈良でも季節の節目の行事が、あちらこちらで行なわれましたが
めずらしく私も、一日あちこちまわってきました。
ま、乙女部の部活動だったのですけどね^^

部活動の様子は、またのちほど^^



