「北大路魯山人展」

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何必館・京都現代美術館で開催中の「北大路魯山人展」に行ってきました。

生涯をかけて日本の美と食を追求した魯山人の評価は
没後50年を経ていまなお高まっているということですが、
あまりにも強すぎる個性に、ちょっと腰がひけていた私。

今回は何必館・京都現代美術館の所蔵品の中から厳選された
代表作約120点が7つのテーマに分けて展示されており、
食器をはじめとする陶磁器だけでなく、書や篆刻などいままで知らなかった
北大路魯山人の世界を堪能しました。

恥ずかしながら、魯山人が書家、篆刻家として出発した方だったとは
知らなかった私。「書は下手形の上手がよい」と魯山人独特の美意識から
生まれた“くずし字”の書はよく目にするのですが、魯山人31歳の時に刻んだ
「赤壁賦 刻字屏風」の端正な行書の美しさには正直びっくりしました。

    没後50年 何必館コレクション
         生活の中の美「北大路魯山人展」

         *2009年9月15日(火)〜11月29日(日)まで


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「北大路魯山人展」の後は、おきまりの甘味処へ^^

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京名菓 大極殿(だいごくでん)六角店の甘味処 栖園(せいえん)の
「栗ぜんざい」で、秋の京都の一日をしめくくり♪
23:00 | 未分類 | edit | page top↑

唐招提寺金堂の落慶法要

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平成大修理を終えた唐招提寺金堂の落慶法要
ありがたいご縁をちょうだいして、この記念すべき落慶法要に
参列させていただきました。

10年もの長い時を費やしての大修理
どれほど多くの方のお力添えがあったことでしょう。

金堂内に並ぶ本尊の盧舎那仏坐像、千手観音立像、薬師如来立像
ほか九体の仏さまはいずれも輝くように美しく、慈しみあふれる姿を
目にすることの喜びを、しみじみと感じました。

ゆるゆると流れる読経の中、輿に乗った鑑真和上坐像が31年ぶりに境内を練り歩き
金堂までお渡りになられました。
「鑑真和上像」のお顔を拝したときは、驚きと感激でおもわず涙ぐんでしまったほど。

  「共結来縁」

今日は木枯らし1号吹き、小雪もちらちらと舞う寒い一日でしたが
心の中はほっこりと温かく・・・

本日の法要に参列させていただけたのも、はじめの小さなご縁が結ばれたからこそ
たくさんのあたたかなご縁に感謝。
23:00 | 唐招提寺 | edit | page top↑

読書週間

10月27日から始まった「読書週間」

ここのところ本を読む時間がなくて、読みたい本はたくさんあって
買ってくるものの、いまだ書棚に並べているだけの状態

話題の本も、いつになったら読み終わるのか・・とほほ。

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文化の日も近いことですし、
奈良ゆかりのアカデミックな方の本をご紹介

   岡潔 『春宵十話(しゅんしょうじゅうわ)』

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岡潔(おかきよし)先生は、「多変数複素解析函数論」の研究と
その業績によって、1960年に文化勲章を受けられた数学者。
奈良女子大学で教鞭をとられ、数学教育に力を注いでこられました。

その岡先生の随筆集『春宵十話』
もう40年以上前に書かれた随筆なのですが、内容が少しも古臭くなく
特に教育の面では、岡先生が40年も前に憂いていたことが
現代の教育現場の問題として、そのまま当てはまるように思います。

40年前に発刊された随筆集『春宵十話』は、古本屋さんでもなかなか見つからなくて、
図書館で借りては何度も読み返していましたが、嬉しいことに
3年前に光文社より文庫化されて復刊されました。

本の中でも繰り返し語られるのが「人の中心は情緒である」ということ。

奈良についても短い文章がありますが、やはり根底にこの情緒の大切さが
あるように思いました。
「奈良の良さ」という一文。きっと岡先生と同じように思っている人は
たくさんいるんじゃないかなぁ。

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岡潔先生は、1962年に奈良市の第1号の名誉市民となり、
近鉄奈良駅東口の行基像の横にある「奈良市民憲章」の碑を揮毫されています。

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23:00 | 日々是好日 | edit | page top↑

第61回正倉院展

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本日、二度目の『正倉院展』です。
前回見て、気になった出陳品をもう一度ゆっくりと鑑賞してきました。

今年の正倉院展で特に目立ったのが、華やかな彩りと文様

「漆背金銀平脱八角鏡」や「紫檀木画槽琵琶」
「斑犀把緑牙撥鏤鞘金銀荘刀子」に施された“花喰鳥(はなくいどり)”と呼ばれる
くちばしで花枝をくわえた鳥の意匠は、どれも緻密で繊細で
技術の高さに驚くとともに、その色とデザインに時代を超越した美しさを感じます。

楽器の琵琶を納めた袋「琵琶袋残欠」は
唐花文があしらわれた美しい錦の布
一目みて思わず「綺麗〜」と言葉がでてしまうほど、色鮮やか。

織物に詳しい友人の話では、この繊細な文様を織り出すのは
とても高度な技術を要する大変な作業なんだそうです。

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東大寺・大仏開眼供養に使われた“伎楽”の面や衣装も
とても興味深かったですね。

「呉女背子」とよばれる楽舞用の上着の襟の形は、“垂領(たりくび)”といって
正面の襟の上前と下前を引き違えて斜めに重ね合わせる
現在の和服の襟合わせの、もとになった形なのだとか。

余談ですが、養老3年(719年)に元正天皇(聖武天皇の叔母で、先の天皇)が
発布した「衣服令」によって、いまのような襟合わせに決められました。

高松塚古墳壁画の人物像をよく見ると、衣の襟合わせは現代の和装とは
逆で左前になっています。
天平時代以前は襟合わせもまちまちだったようですが、これを天皇の命で
統一する法律ができるなんて面白いなぁ。

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工芸品の中で、目を引いたのが「桑木木画棊局」や「沈香木画箱」
シタン(紫檀)・コクタン(黒檀)・カリン(花櫚)などの木地に色調の違う
木・竹・牙・角などを寄木細工風に組み合わせて象嵌して模様を表した
「木画」という技法を使って装飾を施した華麗な品で、「沈香木画箱」の
蓋裏と内側面にはビャクダンの薄板を張ってあるんですって!

残念ながら香りを体験することはできませんが、この箱を開けたときに薫る
ビャクダンの高貴な香りを想像するだけで、うっとり^^

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書跡で特筆すべきは、やはり光明皇后の御筆「楽毅論」の出陳でしょうか。
日本で「楽毅論」といえばこの光明皇后の書が有名ですが、
もとは書聖といわれる王義之の書いた楽毅論の摸本を臨書したもの。

聖武天皇は王義之の書をとても好まれ、王義之の書の摸本を20巻も
お持ちで、天皇亡きあと大仏捧げられ正倉院に納められたようですが
嵯峨天皇の時代に、この王義之の書の摸本は正倉院からなくなってしまったと
いうお話をお聞きしたことがあります。

いま残っていたら、正倉院宝物のなかでも超一級の宝物になっていたはず。
うーん、残念。。。

正倉院古文書で面白かったのは、
写経生の作業報告書や報酬に関する規則に関するもの。

写経の文字の誤字脱字が、そのまま給与の減額につながるのですから
1300年前の“宮使い”も結構大変だったようですね(笑)

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正倉院展の来館記念スタンプは、
鳳凰と正倉院と花喰鳥の三種類。

「御即位二十年記念 第61回正倉院」と入った、スタンプ用の台紙も
用意されていたので、私も記念に頂いてきました。

今年の正倉院展
私個人としては、とても見ごたえがある展覧会でした。
展覧会終了後に、また友人と正倉院展を語らうのを楽しみにしています^^
23:00 | 奈良国立博物館 | edit | page top↑

ライトアップ*奈良国立博物館

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昨日「第61回正倉院展」に行ってきました。

今年は、天皇陛下即位20年の記念にふさわしい宝物が選定されたということで
光明皇后直筆の「楽毅論」はじめ、「紫檀木画槽琵琶」など
正倉院を宝物を代表する品々が出品されており、
今年も豊かな国際色に彩られた天平文化を堪能することができました。

もう1度見に行こうと思っていますので、正倉院展の感想はまたのちほどということで
今日はライトアップされている、奈良国立博物館本館の写真でも・・・

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今年のライトアッププロムナード・ならは、9月27日で終了しましたが
奈良国立博物館本館は、正倉院展開催中 毎晩ライトアップされています。
(だいたい5寺30分から10時頃までということです。)

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光につつまれた奈良博本館は、陰影に富んだレリーフの美しさが
よりいっそう際立って、ため息をつくほど綺麗

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明日は「十三夜」のお月見
(↑は今日の十二夜の月。右上にちっちゃく写っているのがお月様。)

正倉院展の開催時間も午後7時まで延長されますので
正倉院展を見たあと、ライトアップされた美しい博物館本館と
十三夜のお月様のコラボを楽しむのも、いいかもしれませんね^^
21:00 | 奈良国立博物館 | edit | page top↑