**「乙女部着付け教室IN奈良の町家!」のおしらせ**

奈良は歴史ある寺社仏閣も多く、趣のある奈良町の佇まいも
着物がすっと溶け込むように似合うところ。
日本の美しさをまとって、奈良の町を歩いてみませんか。

女子力UP!ぷろじぇくと「乙女部着付け教室IN奈良の町家!」

モダンでシックな着こなしで人気の森田空美先生
森田先生のもとで、長年レッスンをされている講師による
奈良で唯一の“森田流”着付け教室です。
着付けレッスンのお申込みは随時受付しております。
一日体験レッスン、見学もお気軽に。
お申し込み及び、お問い合わせは下記アドレスまで。

         shiwon_mahoture@yahoo.co.jp

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高山・茶筌の里

茶道で使われる道具のひとつお茶筌。
国産の茶筌の約9割は、奈良の生駒市高山地域で作られており
「高山茶筌」は、国の伝統工芸指定を受けています。

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1月から2月の寒い時期、田んぼや畑で見られる「竹の寒干し」は
「茶筌の里」高山の冬の風物詩。

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高山で作られる茶筌の品質の良さや価値の高さを広くアピールしようと
3月4日「高山茶筌感謝祭」が催され、茶筌供養や茶会、伝統工芸士による
茶筌作りの実演などが行われました。

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高山で茶筌づくりが行われるようになったのは室町時代
鷹山城主次男の宗砌が、親交のあった村田珠光に依頼されて作ったのが
はじまりとされています。
(室町時代、高山は鷹山氏が支配していた鷹山村でした。)

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家臣16名が茶筌づくり秘伝の技を受け継ぎ、以来400年以上にわたり
「一子相伝」が固く守られてきました。
時代とともに人不足により秘伝とされてきた技も、一般に公開されるように
なりましたが、竹の特性と美しさ生かした茶筌づくりは今も、奈良の誇れる
伝統工芸のひとつとなっています。


さて この日、茶筌供養の法要が営まれた法楽寺は、奈良時代に聖武天皇の
勅願により行基菩薩が建立したと伝えられるお寺です。

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毎年、高山茶筌生産協同組合の方々が、こちらでお茶筌の供養を
されているそうですが、今年は一般の方も参加しての茶筌供養が営まれ
参加者は古い茶筌を持参して お焚きあげしていただきました。

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茶会が開かれた高山竹林園では、茶筌をはじめとした茶道具、竹製品が
展示されおり、工芸士さんによる片木(へぎ)、小割(こわり)、味削(あじけずり)
面取り(めんとり)、腰並べ(こしならべ)などの茶筌の製作工程を見学。

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流派によって用途や穂数など種類も多く形も違いますが、やはりよい茶筌と
いうのは姿が美しく、その繊細なつくりは使ってみてはじめてその良さが
わかります。

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いまは外国で作られた安価な茶筌が広く出回っていますが、一服の茶に
心を込める日本の美意識をもってすると、おのずと茶を点てる道具にも
心をくばっていきたいと思うのです。

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いつぞやこちらの番組で「京都で作られた茶筌がほしいと」竹製品のお店に
立ち寄った亀次郎さん。
お店の方が差し出したのは「高山茶筌」でした。

亀次郎さん、やっぱりお茶を点てるなら京都の茶筌で!と、
喜んでいらしたけど「高山茶筌」は奈良なんだけどなぁ・・・


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縫い添える日本の美

11月20日、東京を後にして向かったのは名古屋。

名古屋在住のお友達 平澤多美子さんのはじめての個展
「平澤多美子 十二か月の刺繍帯展」に伺いました。

日本刺繍作家の草乃しずか先生に、長く師事され
研鑽をつまれてきた平澤さん。

着物好きの仲間として、仲良くさせていただいていますが
彼女が身に纏う自作の刺繍の帯や着物は、いつもみんなの注目の的。

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着物や帯に施された日本刺繍のつややかな美しさは、
季節感あふれる和の美を、そのまま写し取ったようで
彼女の技術の高さと繊細な感性を感じます。

平澤さんご自身も、本当に美しい方で私の憧れの着物美人。
でも気取ったところがなくて、大らかで明るくて気さくで
いつもいっぱい元気をもらっています^^

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ぼたんさん(平澤さんのHN)
はじめての個展、おめでとうございます。

仲間のみんなが、刺繍家ぼたんさんの誕生を心から喜んでいます。
これからのご活躍に期待して、ずっと応援させていただきます。
(いつか、ぼたんさんに帯をお願いできるように、私もがんばります。)


*追伸*
名古屋と奈良って、こんなに近かったんですね。
今度はもう少しゆっくり、美味しいものいただきたいなぁと思っています。
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ガラスの魅力

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なら工藝館で開催中の「日本のランプワーク展」と、奈良町“界”内にある
ギャラリー蔵で開催中の「GlassStudio Hand 選抜生徒作品展」

「日本のランプワーク展」には、奈良のみならず 日本各地で制作活動をされている
ガラス作家さんの個性あふれる作品が、一堂に会する展覧会

そして「GlassStudio Hand 選抜生徒作品展」は、大鎌章弘さんの主宰されている
教室の生徒さんによる、とんぼ玉やガラスアクセサリーの作品展

GlassStudio Handの作品展には、何度もお伺いしているのですが
回を追うごとに、生徒さんの作品のレベルが高くなっていて
今回、出品されているものも驚くほど素敵なものばかり。

掌にのるような小さなガラスの中に、ちりばめられた繊細な美しさ。
じっと見つめていると吸い込まれそうなほど
緻密で奥行きのある不思議な世界が広がっていました。

とんぼ玉は、奈良の伝統工芸のひとつ。
本来は魔よけやお守りの意味もあったということですが、
若い人たちには魅力的なファッションアイテムのひとつとして
人気が高いとんぼ玉
奈良の新しい魅力となって、輝いてくれるといいな。


*「日本のランプワーク展」・なら工藝館 2010年8月5日(木)~11日(水)
                    (ただし9日の月曜日は休館)
             ・AM11:00~PM6:00 (最終日はPM5:00まで)
             
*「GlassStudio Hand 選抜生徒作品展」
             ・ 奈良町“界”内 ギャラリー蔵
               2010年8月5日(木)~10日(火)
             ・AM11:30からPM6:00
       
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祈りの回廊『春日大社特別講話』

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祈りの回廊 春日大社特別講座では、「近世工芸と奈良 1300年」と題し
春の「奈良人形の世界」に続いて今回も、奈良を代表するの伝統工芸
「赤膚焼の世界」を取り上げてくださいました。

赤膚焼は始めから茶道具として用いられることを目的として造られた焼物で
楽焼あり備前焼あり三島焼ありと、何を造っても赤膚焼と認められる
日本でも稀な焼物。

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いまは、素朴な奈良絵が描かれたものばかりが目立ちますが
あらゆる技法を身につけていなければ焼けない、
あらゆる焼き物に精通していないと窯元は務まらないというほど
赤膚焼は高度な技術を持った名工が作った素晴らしい焼き物で
講師の岡本彰夫 春日大社権宮司は、赤膚焼のことを
「焼物の八宗兼学(はっしゅうけんがく)」と呼んでいらっしゃいました。

平城遷都1300年。
長い歴史の中でも、古い時代のことは関心も高く研究もすすんでいますが
近世のことについては逆に資料が乏しくことに現在、奈良を代表する伝統工芸で
あるにもかかわらず“奈良人形”“赤膚焼”などの美術史については
手付かずの状態であるといいます。

赤膚焼の歴史を紐解き、名工たちの足跡をたどった今回の特別講座
岡本権宮司のユーモアあふれる語り口と、深く濃い内容で
とても有意義な講義でした。

奈良の寺社の祭祀と深く結びつき発展してきた“奈良人形”と“赤膚焼”について
奈良の人にこそ広く知ってほしいとこの講座を企画されたそうです。

真の赤膚焼の持つ力強さと清廉な美しさが、もっと多くの人に伝わり
奈良の誇る素晴らしい伝統工芸として発展してほしい。
茶道をたしなむひとりとして、そんな思いを強くした講座でした。
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奈良の匠・墨型彫刻師

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以前、ご紹介した奈良の伝統工芸品「奈良墨」
その墨づくりに欠かせないのが「墨型」と呼ばれる木型です。

山に自生する梨や枇杷の木を使って作られる墨の木型
木型によって墨の形がきまるわけですが
その木型に緻密な彫刻を施すのが「墨型彫刻師」と呼ばれる職人さん

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高度な技術と経験による緻密な手仕事は、
墨を芸術的な工芸品にまで高め、
奈良の伝統工芸品のひとつとして伝えられてきましたが
いま残っていらしゃる「墨型彫刻師」は、ただお一人。

奈良に工房を構える中村雅峯さんは、
江戸時代から続く墨型彫刻師の七代目で
“型集”の屋号を持つ、日本でただ一人の墨型彫刻師です。

その中村雅峯さんのすばらしい職人技を紹介する催しが
いま、平城遷都1300年祭 平城宮跡会場の体験楽習広場
「平城京なりきり体験館」で開かれています。

 『中村雅峯 伝統の技』

   ・平成22年5月22日(土)~28日(金)
   ・平日9:00~16:30 土日9:00~17:00
   ・平城宮跡会場の体験楽習広場
    「平城京なりきり体験館」にて


現在、78歳の中村雅峯さん。
数々の名墨を生み出してきた中村さんですが
近年 英国の文字デザイナーのマシュー・カーター氏と共同で作品を製作したり、
ドイツのアウディ社より依頼を受け作品を制作したりと
いまも精力的にお仕事をしていらっしゃって
外国向けの雑誌にも、たびたび取り上げられています。

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このマシュー・カーター氏とのコラボレーション作品

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以前、この墨を見せていただいたのですが
墨の持つ独特の深く鈍い光と、クリアな朱赤のコントラストが
とても美しく、それを引き立たせるシンプルなデザインが
墨という日本の伝統工芸の可能性を、ぐんと広げてくれたような気がしました。

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中村さんが墨型職人としてのプライドをかけて挑戦した
「千字文(せんじもん)」
自信作のおひとつだそうです。

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会場には中村家に伝わる図案集や歴代の作品の展示もあり
墨型彫刻師の伝統の技にふれるまたとない機会

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中村雅峯さんの彫られた墨型を使っての
墨型拓本の版画体験も行なわれています。

これはなかなかできない、とても貴重な体験なので
私達も早速~
この龍の鱗 0・何ミリの世界なのですよ。

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              (牝鹿と和歌、雄鹿)             (奈良八景)
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                       (平城遷都1300年祭記念)

中村雅峯さんによる実演は、
10:00~、13:00~、15:00~の1日3回 

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中村雅峯さんの墨型拓本の版画、ご長男で版画家の中村寿志さんの版画も
会場で購入できます。
   
奈良の「奈良墨」づくりを支える職人技
ぜひ、平城宮跡会場でご覧になってください。


* * * * * * * * * * *

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今回はじめて行った平城遷都1300年祭の平城宮跡会場

平城宮跡の東の方から草むらをテクテクと歩いて行ったのですが
平城宮跡会場のメインシンボル「大極殿」は
はるか向こうにぼんやり見えるだけ。
それほど広いってことですね。

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途中には、発掘調査中の場所もあったりして
こんなことろが奈良らしくていいな。

せっかく奈良に住んでいるのですから
一度くらいは、大極殿に行ってみなければ・・・と思いつつ
なかなか足が向かなくって(^_^;)

誰か私をひっぱって連れてって~(笑)
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