**「乙女部着付け教室IN奈良の町家!」のおしらせ**

奈良は歴史ある寺社仏閣も多く、趣のある奈良町の佇まいも
着物がすっと溶け込むように似合うところ。
日本の美しさをまとって、奈良の町を歩いてみませんか。

女子力UP!ぷろじぇくと「乙女部着付け教室IN奈良の町家!」

モダンでシックな着こなしで人気の森田空美先生
森田先生のもとで、長年レッスンをされている講師による
奈良で唯一の“森田流”着付け教室です。
着付けレッスンのお申込みは随時受付しております。
一日体験レッスン、見学もお気軽に。
お申し込み及び、お問い合わせは下記アドレスまで。

         shiwon_mahoture@yahoo.co.jp
2009年 06月
--日(--)
30日(火)
28日(日)
27日(土)
26日(金)
25日(木)
24日(水)
23日(火)
22日(月)
21日(日)
21日(日)
20日(土)
20日(土)
20日(土)
19日(金)
17日(水)
16日(火)
15日(月)
14日(日)
11日(木)
10日(水)
09日(火)
08日(月)
05日(金)
04日(木)
05 | 2009/06 | 07

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水無月

 「水無月の 夏越の祓いする人は 千歳のいのち 延ぶというなり」

六月晦日に半年の罪、穢れを除き
無病息災を祈って行われる神事「夏越の祓」
神社で行われる“茅の輪くぐり”に出かけられた方も多いことと思います。

  Img_0237kashiya.jpg

この季節だけのお菓子「水無月」
三角形の白い外郎に、魔除けの小豆を散らしたこのお菓子は
宮中で行われていた氷の節会に習い作られたのがはじまりだとか。

先日、奈良町にある「樫舎」さんで、ひと足早く水無月をいだたきました。
吉野の本葛を使ったのど越しさわやかな水無月

今日で水無月も終わり、明日から七月
もうしばらくは夏越とはいえないような鬱陶しいお天気が続きますが
これも慈雨と思えば、ありがたい気持ちになります。
残りの半年も息災で過ごせますように。
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22:00 | 季節をかんじて | edit | page top↑

古代といまが響きあう

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平城宮跡の東側
はるかに見える大極殿も復元整備を終え、少しずつ姿を現してきました。

1300年前ここは、いまの霞ヶ関のような日本の中枢を担っていた場所だったなんて
ちょっと信じられないのどかな風景

田んぼの下に歴史は眠っている。

1300年前にここで何があったかなんて、鴨さんは知る由もなし(笑)
22:00 | 奈良を楽しむ | edit | page top↑

能を楽しむ

      Img_0265.jpg

能楽若手研究会の京都公演にお誘いいただいて、
京都観世会館で行われた「若手能」に行ってきました。

能を観るのは、まだ三度目という初心者
謡、舞、囃子、装束、面についての基礎知識もあまり持っていないし
正直、何を言っているのかさっぱりわからないんです。

でも、三間四方の板の間の本舞台、左側に続く橋懸かりだけで
大仕掛けな装置などなにもないあの舞台が、
謡、囃子の音の効果と、舞 装束、面といった視覚の効果で
観ているうちに自由に想像することのできる空間にかわってくる・・・

そんなところがとても面白く感じられた、今回の公演
人間国宝 片山九郎右衛門氏の観世流舞囃子『西行桜』も観ることができましたし
金剛流能『殺生石』もとてもよかったです。

ちょっぴり能に興味がでてきたものですから
他にどんな公演があるのか、ロビーでチラシなどを色々見ていましたら
こんな催しを見つけました。

   謡と一緒に、奈良を行こ。―京都で楽しむ平城遷都1300年記念―
      「寧楽逍謡(ならしょうよう)」


    Img_0266.jpg

平城遷都1300年記念で注目を集める奈良の各地を舞台にした能の演目を
6回のシリーズで紹介する素謡の催し

第一回の「采女(うねめ)」、第二回の「国栖(くず)」は終わってしまいましたが、
第三回「三輪(みわ)」、第四回「龍田(たつた)」、第五回「葛城(かつらぎ)」
第六回「春日竜神(かすがりゅうじん)」といった奈良ゆかりの作品を、初心者から
造詣の深い方まで楽しめるよう、解説・仕舞・アフタートークを交えて紹介して下さる企画

主催は京都芸術センターですが、後援は平城遷都1300年記念事業協会
“京都で楽しむ”というのもいいけれど、能は奈良で生まれた流派も多く
立派な能楽ホールもあるのですから、ぜひ奈良でも開催してほしいなぁ。

 + + + + + + + + + + + +

能のあとは、先月リニューアルオープンした虎屋茶寮へ

Img_0227toraya.jpg
 
        Img_0225toraya.jpg

今年 初のカキ氷をよばれました。
虎屋さんの餡子がたっぷり入った宇治金時プラス白玉
おいしい~♪

23:00 | 京都 | edit | page top↑

岩船寺のあじさい

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昨日は午後から時間ができましたので紫陽花を見に
当尾の里「岩船寺」に行ってきました。

(本当は雨の降る日“あじさい日和”に行きたかったのですけどね^^)

    Img_0164gansenji.jpg

石段を上ると山門の向こうに見える三重塔

木立に囲まれた静かな境内は
深い緑に紫陽花の淡い色彩が映えてとてもきれい。

Img_0180gansenji.jpg

阿字池の睡蓮の花も見頃を迎え、夏椿、桔梗の花も咲き始めました。

岩船寺の紫陽花はいま満開
でも、お天気が良すぎて花もちょっと元気がなかったみたい。

やっぱり紫陽花はしっとりとした雨が似合いますね。

12:00 | 花便り | edit | page top↑

地球歳時記

あんずジャムをつかって、今日のおやつは「りんごと松の実のタルト」

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10:53 | 小さな食卓から | edit | page top↑

*あんず*

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山椒の実や梅、らっきょ、新しょうがと、この季節ならではの野菜や果物が並ぶこの時期
タイミングをのがさないように、梅仕事をしたりジャムやシロップをつくったりと
結構いそがしいけど、楽しみながら保存食作りをしています。

ていねいに作れば長い期間もちますし、なによりも美味しくて安心なのがいちばん!
キッチンの片隅に並んだシロップ漬けやピクルスを見ると
なんだかとっても幸せな気持ちになるんです。

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昨日、とても美味しそうな“あんず”を見つけましたので、今日は朝からジャム作り。
トーストにぬったりするだけじゃなくて、お菓子作りにもかかせない「アプリコットジャム」は
我が家では1年を通して、いちばん消費量の多いジャム。

ほんのり甘酸っぱいジャムは、半分は果肉を楽しめるように裏ごしなしで、
半分は裏ごしして“ナパージュ”という、ケーキなどのうわがけ用のジャムに。

あんずジャムを作ったあと、もうひとつのお楽しみ
あんずの硬い種を割って(これが大変なのだ)中の白い部分をとりだします。
この白いのが“杏仁”。

Img_0134anzu.jpg Img_0143anzu.jpg

煮溶かした寒天に牛乳とコンデンスミルクを加え、つぶした杏仁を香りつけに数粒いれ
(生の杏仁は身体によくないと聞いたことがあるので、私は香りつけだけに使います。)
これをこして冷やし固めます。

     Img_0145anzu.jpg

仕上げにレモンシロップをかけて

6月中旬から7月にかけてのほんのいっとき出回るフレッシュな“あんず”
ジャム作りも杏仁豆腐も、この時期だけの楽しみです♪
22:00 | 小さな食卓から | edit | page top↑

笑うコマ犬さん

5*さんのブログで知った「笑うコマ犬」さん。見つけたとき、思わず笑っちゃいました。
うふふ、この満面の笑み♪

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         こちらは、ニヒルに笑っております^^
           
      Img_0082komainu.jpg
                  
この笑うコマ犬さんが鎮座ましますのは、陰陽町にある「鎮宅霊符神社」

陰陽町は、いまは“いんようちょう”と呼ばれますが、
その昔、陰陽師(おんみょうじ)が住んでいたところだったので、
陰陽町と呼ばれるようになったのだとか。

奈良町には観光本に載っていない、小さなお寺や神社がたくさんあって
鎮宅霊符神社もそのひとつ。
私はこの辺り、しょっちゅう自転車で通っているのですが、
こんなユニークなコマ犬さんがいたなんて、ちっとも気がつきませんでした。

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                           (地図はクリックすると大きくなります。)
笑うコマ犬さんのいる鎮宅霊符神社は、5*さんのギャラリー「五想庵」のすぐ近く。
細い坂道の途中にあります。

“陰陽師”に“霊符”なんて、ちょっぴり恐ろしげな言葉も吹き飛ばすような
このHappy♪な笑顔
「笑うコマ犬」さん、ならまちの新しい名物にしたいなぁ~

     Img_0080komainu.jpg
     
それにしても、こんなユニークなコマ犬、いったい誰が作ったのでしょうね^^

20:00 | 奈良を楽しむ | edit | page top↑

新しい出会い

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半年ほど前に、奈良に越してこられた5*さん
5月に『五想庵』」というギャラリーをオープンされた画家さんです。

今年はじめにブロ友の悠々さんから「お友達が、奈良に引越します。」と
お知らせいただいて、5*さんのブログを拝見するようになったのですが、
奈良の地で新しい生活をスタートされた5*さんの目線はとても新鮮で
奈良に住み始めた頃、私も感じていた奈良の不思議や面白さを思い出すと同時に
新しい奈良の魅力を再発見できる、お気に入りブログになりました。

でも人見知りで、積極的にお友達をつくるのが苦手なものですから
お会いする機会は、たぶんないだろうと思っていたんです。(ごめんなさい)

こんな私でも色々な縁が繋がって、
先日、5*さん、そして5*さんをご紹介くださった悠々さんと
はじめてお会いすることができました。

ギャラリー「五想庵(ごそうあん)」で、素敵な絵に囲まれて心和むひととき
5*さん、悠々さん、ありがとうございました♪

     Img_0111gosoan.jpg

マスコットキャラクター“しくるくん”
(奈良の新しいアイドルになるといいね^^)

「五想庵(ごそうあん)」の詳しいご案内はこちら→ 
しくるくんの赤い看板が目印です。

Img_0086gosoan.jpg

5*さんから、奈良の新しい名物になりそうなモノを教えていただきました。
それはまた明日^^
22:00 | お気に入り | edit | page top↑

こんにちは赤ちゃん♪

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今年生まれたばかりの赤ちゃん鹿を、よく見かけるようになりました。
新しい命の誕生って、やっぱり嬉しい。

お母さん鹿は、人が近づくといつもの人懐こさとは打って変わり
かなり警戒している様子

かなり遠くから写しているのだけど、気配を敏感に察知して
じーっとこちらをにらんでいる。

ごめんね、びっくりさせて。

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22:00 | 奈良を楽しむ | edit | page top↑

二月堂の柘榴

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二月堂下、鬼子母神(きしもじん 訶梨帝母)をお祀りするお堂の前に並ぶ柘榴の木
オレンジ色の花がいま満開です。

 <訶梨帝母(かりていも)>
   本来、粗暴で他人の幼児を食らう夜叉女であったが、
   仏に自分の子供を隠され子供を獲られた親の苦しみを知り、改心して仏教に帰依し
   安産と幼児を守る神になったという。
   ふつうは天女形で、右手に吉祥果(ざくろ)を持ち、懐に幼児を抱く姿であらわされる。
                       (「仏像のかたちと技法 奈良国立博物館)


         Img_0053zakuro.jpg

吉祥果とされる石榴は多産のシンボルとして植えられ、訶梨帝母にお供えされます。

子供たちの健やかな幸せを願う親心は、国を越え 時代を越え、いつの世もかわらない。
でも「子故に迷う親心」ということわざがあるように、
子故にいつまでも心配してまうのも親心

「子故に捨つる親心」
これがなかなか難しい。。。。。

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                  Img_0057zakuro.jpg

00:00 | 花便り | edit | page top↑

戒壇院の夏椿

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有名な四天王がいらっしゃる東大寺戒壇院
その境内にある夏椿が、咲き始めました。

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掃き清められた戒壇院の境内
こちらの夏椿は、まだ小さな樹だけれど、
戒律を授ける神聖な場にふさわしい凛とした佇まい。

                 Img_0013kaidanin.jpg

       Img_0012kaidanin.jpg

椿に似た白い五弁花は、沙羅双樹の花とよくにているため
“沙羅の花”ともよばれます。
(日本のお寺にある沙羅双樹は、この夏椿のことが多いとか。)

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                Img_0014kaidanin.jpg

まだ梅雨のど真ん中(のハズ?笑)だけど、空はもう夏色。

12:00 | 花便り | edit | page top↑

戒壇院の沙羅双樹

この春、奈良のあちらこちらで満開の栴檀(せんだん)の花を
たくさん見かけました。

東大寺の戒壇院にも、大きな栴檀の木がありますが
今年の春は、なんか忙しくて写真にとれずじまい。
そろそろ、栴檀も実をつける時期かしらと思い戒壇院に出かけてみました。

多宝塔内のふたつの仏様、四天王をお参りしたあと
栴檀を


09:37 | 花便り | edit | page top↑

大仏殿の菩提樹

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無憂樹(むゆうじゅ)の花言葉は“誕生”
菩提樹(ぼだいじゅ)は“悟り”、沙羅双樹は“涅槃”
この三つは仏教の三大聖樹と呼ばれています。

今日、大仏殿横を通りましたら、甘く爽やかな香りが漂ってきました。
「きっと菩提樹の花が咲いたのだわ」と、お寺の方にお聞きしましたら
2日ほど前から急に、菩提樹の香りが強くなってきたそうです。

   Img_0042bodaijyu.jpg

現在、大仏殿前庭の北西にある大きな菩提樹

重源上人が栄西禅師より譲り受けて大仏殿に植えられた菩提樹の後身と
伝えられている菩提樹で、お寺によく植えられているインド菩提樹(クワ科)ではなくて
こちらは中国菩提樹(シナノキ科)

Img_0278bodaijyu.jpg Img_0281bodaijyu.jpg

↑この写真は去年の夏、撮影したもの
来月になると、さくらんぼのようなかわいい実がたわわになります。
                     
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これは、去年いただいた菩提樹の葉
細長いハート型をしています。(実は三年くらい前のもの)

大仏殿の菩提樹
早朝、まだ日が高くなる前がいちばん香りがいいそうですよ。
朝のお散歩の楽しみがまたひとつ^^
00:00 | 花便り | edit | page top↑

和紙好き

先日行った京都「一保堂茶舗」の本店
店舗に併設された喫茶「嘉木」では、とっても良心的なお値段で
お茶とお菓子を楽しめるので、よくお友達と行くのですが
本店ならではのお買い物も楽しみのひとつ。

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京都限定のお茶をいつも買ってくるのですが
一保堂さんは商品を包む包装紙が、とっても素敵なんです。

一保堂のHPによると、世界で初めて著された茶の専門書「茶経」 の
「茶は南方の嘉木なり」という冒頭部分が印刷されているのだそうですけど、
こういうの包装紙、大好きなんですよね^^

近鉄奈良店の一保堂さんでも、お茶を買うことがありますが、
同じように「茶経」が印刷された包装紙なのに
本店で包んでいただくのと紙の質がちょっと違って、つるんっとした合成紙
本店さんの包装紙は、和紙に印刷されていて、グレードがぜんぜん違うんだもん。

                Img_9375.jpg

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なので、紙好きの私としては、なるべく京都の本店でお買い物
(で、その包装紙 何に使うの?)

箱に貼ったり、ポチ袋を作ったり・・・
和紙だと皺もいい景色になるので、色々と使い道があるんですわ^^

「そんなん知らんと捨ててましたわ。」というそこのお方
私のためにぜひ、とっておいてね(笑)
00:00 | お気に入り | edit | page top↑

京都でリフレッシュ

昨日、所用ででかけた京都
午前中に用事を済ませ、ひさしぶりに京都でのんびりしてきました。

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お昼に四条の『松葉』さんの“冷たいゆりねそば”(大好物なの^^)をいただいたあと
ぷらぷら歩いて東山へ

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年中観光客であふれているこの辺り
観光シーズンからちょっとずれているとはいえ、ひとの少なさにちょっとびっくり・・・。
いきつけの「ごまや」さんのお話では、新型インフルエンザで観光客が激減
まだまだその影響が後を引いているのだとか。

ごまや「祇園 むら田」さんで、大瓶入りのいりごまを買ったり
並びの「阿月」さんで、これまた大好物の白あん入りの“みかさ焼き”を買ったり
やっぱり今日も食べ物ばっかり(笑)

このあと、待ち合わせしていた友人と一緒に
一保堂にある喫茶「嘉木」へ

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いっぱいおしゃべりして、いっぱい笑って
ちょっぴり落ち込んだ気持ちもリフレッシュ!
友達って、ほんとうにありがたいね。

それにしても、Kちゃんの口からタカラジェンヌの名前がぽんぽん出てくるなんて!
この“ヅカ道”はまりっぷり、信じられないよ~笑
このままウィーンまで行っちゃいそうですよ、マダム(笑)

22:00 | 京都 | edit | page top↑

ひっそりと美仏

山奥の小さなお堂で、長い年月 多くの人に知られることもなく
静かに時を刻んできた仏さま。“かくれ里”という言葉が多くの人の郷愁を誘い
その仏様の辿った歴史とドラマに強くひかれることがあります。

でも、そんなひっそりとした山里ではなく、
のどかな田畑とたくさんの工場が並ぶ町の郊外といった
ごくありきたりな風景の中に、その仏様はいらっしゃいました。

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   熊凝山 「額安寺(かくあんじ)」

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絵に造詣の深い奈良倶楽部さんが、昨年 織田広喜画伯が奉納された
油絵「天の川」を見たいということで、私は「額安寺」という名前さえ知らずに
付いて行ったのですが、案内していただいた本堂で私達を迎えてくれたのは、
とても美しい十一面観音菩薩像でした。

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額安寺は、7世紀に聖徳太子によって建立された学問道場「熊凝精舎」を
前身とする歴史の古いお寺で、斑鳩の里にも近く、建立時には法隆寺に
匹敵するほどの伽藍を誇る大寺院だったとか。

推古天皇が額にできた瘡が治るようにと祈願したところ
あとかたもなく平癒し、“額(ひたい)安らかなる寺”として
「額安寺」の寺号を賜ったと伝えられているそうです。

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本堂の御本尊は「十一面観音菩薩像」
室町中期の作ということですが、お寺の衰退により扉を閉められた厨子の中に
ひっそりといらしたおかげで、美しい彩色がいまも色鮮やかに残ってる御像

そしてもうひとつ、驚いたのが
日本最古の虚空像菩薩像(奈良時代 重要文化財)が、この額安寺にあるということ。
とても小柄な仏様ですが、その優しい佇まいは、1300年の歴史を刻むこの寺に
ふさわしい気品に満ちています。

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幾多の戦火で衰退の一途を辿り、一時は廃寺にひとしいほど荒れ果てた寺院でしたが
聖徳太子ゆかりの学問道場を亡くしてはいけないと
先代のご住職が私財をなげうって復興に尽力されました。

歴史の表舞台にでることもなく、忘れられたお寺や仏像が
奈良にはまだまだ残っているのですね。

特別深い信仰心を持っているわけではありませんが、
この仏様にお会いできたのもなにかのご縁。
「たくさんのひとに、この仏様を知ってもらいたい」というお寺の方のご意向もあり
今回、ご紹介させていただきました。

ご一緒した奈良倶楽部さんがブログの中で、
額安寺についての詳しい由来を紹介してくださっています。
織田画伯が奉納された「天の川」についても、こちらをご覧くださいね。

       
      額安寺(かくあんじ)

   住所:奈良県大和郡山市額田部寺町36
   tel:0743-59-1128
   拝観料:400円
   近鉄橿原線「平端」駅より徒歩15分。

私達は車で行ったのですが、額安寺は住宅地の中にあり、
お寺までの道路も狭くて、ちょっとわかりずらいかもしれません。
通りすがりの方にお聞きしたり、ふたりで地図とにらめっこしながら、
やっとのことでたどり着きました。
前もってお寺の方に詳しい道順をお聞きするなどして
おでかけされた方がいいかもしれません。

「せっかく素敵な仏様に会いに行ったのに、迷子になっちゃった」
なんてことがありませんように^^

00:00 | 奈良の御寺・御社 | edit | page top↑

ゆく蛍・・・

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もう10年ほど前のことになりますが、蛍のシーズンになると
「大仏蛍を守る会」から鑑賞会の葉書が届き、毎年、子供たちと東大寺へでかけていました。
子供が大きくなるとその機会もなくなり、蛍を観に行くこともなくなりましたが、
先日、お友達と蛍の話になり、ひさしぶりに大仏殿裏に蛍を観に行ってきました。

薄暮の頃、ゆるゆると出かけたのですが
大湯屋のあたりは、もうびっくりするほどたくさんの人

大鐘の鳴る8時頃になると、草の陰からひとつふたつと小さな明かりがともりはじめ
それに答えるように、あちらこちらに光の点が広がってきます。

  ゆく蛍 雲のうへまで いぬべくは
          秋風ふくと 雁につげこせ  (伊勢物語 第四十五段)


学生時代、古典和歌や伊勢物語を題材にした書作品をよく書いていて
学生最後の大字仮名の作品は、この和歌を題材に選びました。
とても純情で悲しい恋の結末ですが、儚げな蛍と娘の魂を重ねて詠んだこの和歌に
なぜかとても魅かれて、百枚以上書いてやっと仕上げた作品。

物語の中の季節とは少しずれているようですが、
蛍の舞う景色を見ると、特別思い入れの深いこの和歌を思い出します。

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                 Img_9961hotarru.jpg

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

それにしても騒がしいことといったら・・・・
子供たちが、かわいい歓声をあげるくらいならまだしも、
あまりにも分別のない大人が多すぎて。。。

車の進入を止める警備の方がいらっしゃらないのをいいことに、
次から次へと車が進入してくるし、ヘッドライトのせいでせっかくの蛍の乱舞も台無し。

「大仏蛍を守る会」の方々が、蛍の餌になるカワニナが育つように川をきれいにしたり
蛍の育つ環境を整えたりと、地道な活動を続けて下さったおかげで、
毎年、美しい蛍の乱舞を見ることができるようになったのです。

蛍の舞う夏の夜を、いつまでも絶やさないためにも
もう一度、そのことを考えて行動したいものですね。

22:00 | 日々是好日 | edit | page top↑

富本憲吉の装幀本

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近代陶芸の巨匠、富本憲吉
陶芸以外のさまざまな世界でも、その才能を花開かせた芸術家ですが、
富本憲吉が手がけた同人誌や月刊誌、歌集などの表紙のデザインを紹介する特別展が
生家のある奈良県安堵町の「富本憲吉記念館」で開催されています。

この方もお好きなんじゃないかと思いお誘いしたところ
富本憲吉作品が大好きだということで、一緒に行ってきました。

ふるさとの風景や名もなき草や木。
自然と対話することで生み出された独創的なデザインは、本の装丁にも取り入れられ
陶磁器とはまたひと味違った色の組み合わせがとても斬新!

おなじみのアザミ模様や蔓植物をモチーフにしたものや
ニュアンスのある題字がデザインされたものなど、
版画や墨彩画などで描かれた本およそ90冊展示されていますが、
どれもとてもモダンでおしゃれなデザインばかり。

常設展示では、代表作の色絵の大壷や大皿などが展示されていますが、
暮らしの中に美しさを取り入れることをテーマにしていたというだけあって
日常食器や奥様のためにデザインした着物や帯留など
富本憲吉自身のお人柄を感じさせる作品に、とても魅かれます。
(あの白磁のコーヒーセット、いつ見て、本当に素敵♪)

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常設展示のほかに、富本憲吉が実際に過ごしていたという
“離れ屋”も見ることができます。

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富本憲吉の美意識がお部屋のあちらこちらに・・・

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                  Img_9869tomimoto.jpg

       《富本憲吉記念館》

        *奈良県安堵町東安堵1442
        *℡0743-57-3300
        *開館時間 午前10時~午後5寺
        *休館日 火曜日・8月1日~10日、12月21日~1月4日

          特別展「富本憲吉の装幀本」は6月28日まで

来年早々、ひさしぶりに奈良県立美術館では「富本憲吉展」が開催されます。
こちらも楽しみですね。

00:00 | 博物館・美術館 | edit | page top↑

飛鳥美人

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6月7日まで開催されていた「国宝高松塚古墳壁画 修理作業室」の見学会

昨年は、抽選にはずれてしまったのですが
今回は大幅な定員割れにより、希望日にすんなり当選。
先日、くろやぎさんと一緒に、あの飛鳥美人に会いに行ってきました。

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まず、国営飛鳥歴史公園館のセミナーハウスにて
簡単なガイダンスを受けてから、隣にある壁画修理作業室へ

今回の見学会の目玉は、見学通路にいちばん近い位置に
玄武、青龍、東壁女子群像、そしてあの高松塚古墳の代名詞ともいえる
“飛鳥美人像”西壁女子群像が並べられ、発掘、解体作業から二年経った
壁画を間近に見ることができるということ。

前回の見学会に参加した方からは「飛鳥美人があまりよく見えなかった」と
お聞きしていたのですが、今回は前列に並べられていたこともあり
思っていた以上によく見えましたし、見学日のいちばん最後の時間だったせいか
見学者も少なくて(8人だけ)橿原考古学研究所の方にも、色々とお話をお聞きすることができました。

先月、キトラ古墳の「白虎と青龍」を見に行ったとき、高松塚古墳の壁画パネルを見て
その退色とカビの酷さに、管理を怠った文化庁への憤りを感じましたが、
カビの除去技術、修復技術の向上のおかげでしょうか、
2年前の状態よりもかなりきれいになっている印象。
(それでも発見当初のあの美し壁画からは、ほど遠いのですが・・)
 
        Img_9920hekiga.jpg

8世紀初めに描かれた、高松塚古墳の壁画
唐、高句麗からの渡来人によってもたらされた文化や高度な技術
飛鳥の地を舞台に繰り広げられた血なまぐさい権力争い・・・
日本が古代国家としての形をととのえつつあった時代の大きな流れのなかで
描かれたこの壁画の発見は、たくさんの人を歴史ロマンへといざなってくれました。

壁画は修復されたあと、古墳に戻されることを前提として取り出されたわけですが
現在の技術ではそれも難しく、この先についてはまだ決まっていないのだとか。

高松塚古墳の壁画が、考古学的にも芸術的にも貴重な文化遺産であることは
間違いありません。
保存科学が一刻も早く進むことを願いつつ、修理作業室を後にしました。

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『カフェリノワ』

新薬師寺から白毫寺へ向か途中にある「カフェリノワ」

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奈良倶楽部さんから、リノワさんで開催中のブックイベント
『水無キ月ノ 座リ読ミ』のお誘いをいただいたので、先日でかけてきました。

古い民家をおしゃれに改装してオープンしたカフェ
広い窓、趣のある空間はゆったりとしていて、とても居心地がいいんです。

素材を生かしたお料理が、とっても美味しいと評判のリノワランチ

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はじめてランチをいただいたのですが、丁寧に作られているお料理は
どれも優しい味つけで、とっても美味しかった。
これに飲み物(コヒーor紅茶)とデザートがついて850円!って、すごく良心的なお値段。

「カフェリノワ」は、女性の方がひとりで切り盛りされているんですが
そのオーナーさんがとっても素敵な方なんですよ。
あの笑顔と美味しいランチをいただきに、またぜひ伺いたいな♪

       『カフェリノワ』
        *奈良市白毫寺町228
        *tel 0742-26-2838
        *定休日:木曜日・第4水曜日

17:00 | お気に入り | edit | page top↑

マーマレード

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子やぎと私の最近のマイブームは、
レモンのマーマレードを使ったロシアンティー

レモンのかわりにレモンマーマレードをひとさじ、紅茶に入れるだけなんですが
スライスのレモンよりも酸味が柔らかいので、普段 ミルクティー派の私も
最近はこのロシアンティーばかり。

無農薬のレモンを、スライスした皮ごとお砂糖と煮いただけなんですが、
ほんのりとした苦味と酸味がとても爽やかで、
パンにつけたり、ヨーグルトソースとして使ったりと、毎日楽しんでいます^^

はじめてロシアンティーを飲んだのは、
奈良でいちばん古いといわれている喫茶店「アカダマ」

くろやぎさんに「ここのロシアンティー、きっと好きだと思うよ。」といわれ、
当時、ロシアンティーは苺ジャムを入れるものだとばかり思っていた私は
気が進まないままロシアンティーを注文。

でも「アカダマ」のロシアンティーは苺ジャムではなくてマーマレードでした。
オレンジのマーマレードが温められた小さなガラスの容器に入って添えられていて
ほんのりと洋酒のいい香りも^^
一口飲んで、すっかりアカダマのロシアンティーのファンになってしまいました。

落ち着いたお店の雰囲気も好きで、
結婚後も仕事の帰りに、アカダマでひと休みすることもしばしば。

去年、くろやぎさんとひさしぶりに「アカダマ」でロシアンティーをいただきましたが
懐かしい店内は、20年前とほとんど変わらず
もちろんロシアンティーも当時と変わらない美味しさでした。

ひさしぶりにまた「アカダマ」に行ってみようかな♪
10:00 | 小さな食卓から | edit | page top↑

アシュラーと奈良の底力

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東京国立博物館で開催された「国宝 阿修羅展」が、昨日閉幕しました。
来場者も80万人を超え、東博での日本美術の展覧会としては
史上最多記録を更新したのだそうです。

先日、ある報道番組を見ておりましたら、
「アシュラー」なる言葉があることをはじめて知りました。
阿修羅像のとりこになってしまった人たちのことを
「アシュラー」と呼ぶですって^^

7月14日からは、九州国立博物館でも「阿修羅展」が開催されますが
ますます「アシュラー」が増えそうですね。

「阿修羅展」を観にいったお友達からも、メールで展覧会の様子を
色々聞かせてもらいましたが、少年のような可憐で繊細な阿修羅の姿に
すっかり魅了されたようで、フィギュアまで購入したという話に
びっくりするやら、あきれるやら(ウソウソ^^)

今年4月に東京日本橋にオープンした「まほろば館」についても
東京在住の友人に感想を聞いたのですが、期待していたほど
奈良の魅力が十分伝わるような施設になっていないようなのです。

奈良市内にも「1300年祭」を見込んだ観光案内所ができていますが
どれもただおみやげ物やPRのパンフレットが置いてあるだけのよう。
まあ、奈良にきてくださった方には、お土産物屋さんも必要だと思うのですが
これと同じようなものを東京で作って、本当に奈良のPRになっているのかどうか・・・

奈良は観光産業が経済の中心となっていますが、
奈良が好きな方や奈良に来たいと思っている方が、奈良に求めるイメージと
行政、経済界の期待するところがかなりずれているようにも思えるのです。

奈良の魅力のひとつとして「寺社仏閣の力」というものが、やはり大きいと思います。
京都とはまた違う宗教と文化がありますから、実際に訪れることによって
そのイメージも感じ方も異なることに、気がつく方も多いのではないでしょうか。

奈良は“人の数より仏様の方が多い”ということを聞いたことがありますが
仏像という形あるものだけでなく、自然の中にある優しさにさえも
思わず手をあわせてしまう、そんな魅力が奈良にはあると思うのです。

薬師寺展や阿修羅展の人気からも、いま仏像ブームが本格的にきているようですし
奈良の新しい魅力が、若い人たちによって発掘されてきているようにも思います。
それがうまく奈良の観光事業に結びついてくれるといいのでしょうね。

ブログを通して仲良くさせていただいている雪月花さん
東京在住の彼女が、一昨年 奈良を訪れたときの印象をブログの中で語ってくれました。

   「雪月花 季節をかんじて -奈良さんぽ-」

奈良を訪れた多くのひとが、同じよう感じてくれているのではないかしら。
彼女の言葉の中に“奈良の底力”を感じませんか。

15:00 | 日々是好日 | edit | page top↑

単の季節

昨年、誂えた濃いグレーの塩沢紬
宝塚観劇に着て行こうと準備していたにもかかわらず
今回も体力に自信がなくて断念

T先生、F先生に見ていただきたかったのになぁ・・・
やっぱり私にとって「着物は体力が必要」なんだとつくづく。

 * * * * * * * * * *

さて、森田空美先生のお教室で研鑽を積んできたT先生とF先生
関西で「森田流の着付け教室」を開いていらっしゃいます。

奈良ホテルでのプライベートレッスンの記事を書いて以来
私のブログにも、着付け教室の検索で毎日何人かの方が来てくださるのですが
おふたりのお教室のご案内を、きちんとしていなかったので
がっかりされた方も多かったことと思います。

今回、先生のお許しを得ましたので、
教室のお問い合わせ先をお知らせいたしますね。

教室のお問い合わせはコチラ →  

着物全般の基礎知識はもちろん、着付けのちょっとしたポイントや着こなしのコツなど
あの森田先生の指導のもときちんと勉強されているだけあって、
おふたりの先生の丁寧な指導は、生徒さんにとても定評があります。

なにより、先生おふたりの着こなしを見せていただけるのが一番かな^^
では、宝塚観劇の時のおふたりをちょこっと・・

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             Img_9789takaraduka.jpg

単衣の着こなしのお手本のようなおふたり

本当はこの写真よりずっと素敵なんだけどなあ~
もっと上手に写せるようにならなくっちゃ。って、
写真より着付けを練習しなさいって先生の声が聞こえてきそう(笑)

00:00 | 季節をかんじて | edit | page top↑

夢の世界

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ずっと楽しみにしていた夢の舞台
宝塚歌劇 月組公演「エリザベート」
宝塚を代表するミュージカル作品だけあって、本当にすばらしかったです。

瀬名さんのトートは、もう素敵すぎるし
みりおちゃんのルドルフもかわいい~♪

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舞台が終わってからも、なかなか夢からさめない感じ
いまも頭の中で、トートが歌っているんだもん^^

公演の始まる前から毎日のように、以前の公演DVDを観て
テンションを上げていたのに、ここのところ体調を崩してしまい
前日まで行けるかどうか不安だったけど
思い切って出かけて本当によかった・・・

「しをんちゃんに、ナマのエリザベートを観せてあげたかった」という
マダムのおかげで、今回もかぶりつきのいいお席
夢のような世界を堪能いたしました。
本当にありがとう、マダム♪

22:00 | お気に入り | edit | page top↑
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