**「乙女部着付け教室IN奈良の町家!」のおしらせ**

奈良は歴史ある寺社仏閣も多く、趣のある奈良町の佇まいも
着物がすっと溶け込むように似合うところ。
日本の美しさをまとって、奈良の町を歩いてみませんか。

女子力UP!ぷろじぇくと「乙女部着付け教室IN奈良の町家!」

モダンでシックな着こなしで人気の森田空美先生
森田先生のもとで、長年レッスンをされている講師による
奈良で唯一の“森田流”着付け教室です。
着付けレッスンのお申込みは随時受付しております。
一日体験レッスン、見学もお気軽に。
お申し込み及び、お問い合わせは下記アドレスまで。

         shiwon_mahoture@yahoo.co.jp

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--:-- | スポンサー広告 | edit | page top↑

「元興寺と書の文化財」

奈良市書道美術館では、書作品の展示とともに
様々な文化講座も開かれています。

Img_1951gangouji.jpg

先日行なわれた書道文化講座「元興寺と書の文化財」では、
元興寺極楽堂の柱や屋根瓦に残る文字や、たくさんの中世庶民信仰の資料から
元興寺とその周辺地域の歴史を読み解いていくという、大変興味深いお話を
たくさん聞かせていただきました。

 Img_1931gangouji.jpg

講座のあと少し時間がありましたので、
実際に元興寺にある書の文化財を見ることに。

       Img_1924gangouji.jpg

現在の元興寺にある三つの門標のうち
こちらは小坂奇石先生が揮毫された元興寺の北門の門標
みなさんよくご存知の奈良を代表するお酒「春鹿」の文字は
小坂奇石先生の筆によるもの。

 Img_1948gangouji.jpg

とても面白かったのは、画家の杉本健吉氏が書かれた
万葉歌碑にまつわるお話。
会津八一先生の文字に影響されたとご本人がおっしゃているように
歌碑の文字もどことなく会津八一風
杉本健吉氏らしい、ちょっとかわったエピソードも
楽しく聞かせていただきました。

Img_1936gangouji.jpg

                  Img_1941gangouji.jpg

萩の花ゆれる元興寺の境内

Img_1942gangouji.jpg

                  Img_1932gangouji.jpg

    白珠は 人に知らえず 知らずともよし 知らずとも
          吾れし知れらば 知らずともよし 
              
                 (万葉集巻六 1018 元興寺僧)


スポンサーサイト
23:00 | 奈良の御寺・御社 | edit | page top↑

奈良市杉岡華邨書道美術館

      Img_0378shodo.jpg

私の好きな美術館のひとつ「奈良市杉岡華邨書道美術館」

かな書の第一人者で、文化勲章受章者の杉岡華邨先生の作品が保存され
展示されている書道専門のこの美術館で
いま『華邨が書く 俳句の散らし』と題した展覧会が開かれています。

五・七・五・・・わずか十七文字に込められた思いを
文字の芸術として料紙の上へ表現した“散らし書き”の技法

一文字の微妙な配置によって生まれる躍動感
余白と料紙の文様とのなんとも絶妙なバランスと
流れるように自然な連綿

杉岡先生の書は、本当に美しい。

二階展示室の優品展は、大作が並び
先生の作品を引き立てる表装のすばらしさにも目を奪われます。

和歌の発展とともに、日本で生まれた「かな文字」
豊かな自然、四季の移り変わりをこまやかに感じ取り
その自然の調和を、仮名の世界にも取り込んだ日本人の感性

「書は読めないから難しい」なんて思わないで、
たくさんのひとにふれてほしいなぁと思います。

    
    《奈良市杉岡華邨書道美術館》
      
        『華邨が書く 俳句の散らし』
        ・平成21年7月18日(土)~10月4日(日)
           


00:00 | 博物館・美術館 | edit | page top↑

今日のおやつ

Img_1961yakimochi.jpg

奈良町にある「御菓子司 なかにし」さんの

    『大安寺やきもち』  1個100円

しっとりした粒餡を、とっても柔らかいお餅で包んであって
上に大安寺の“大”の字の焼印の入った、ひと口大のかわいい大福。

実は「なかにし」さんの豆大福がすごく美味しいと聞いてお店に伺ったのですが
その豆大福は、ほんの数日間だけ販売していたもので
いまはもう売っていない“まぼろしの大福”になってしまったのだとか。

豆大福は幻になってしまったけど、
この「大安寺やきもち」は、奈良の名物になりそうな予感(当たるかな^^)

    
      「御菓子司 なかにし」
  
      * 奈良県奈良市脇戸町23
      * TEL: 0742-24-3048
      * 営業時間 午前10時~午後5時半
      * 定休日 月曜日(祝日は営業 )


22:00 | お気に入り | edit | page top↑

紫苑に思う

土塀に沿ってこぼれるように咲く秋萩
稲穂の波に映える真っ赤な彼岸花
優しい秋風に揺れるコスモス・・
爽やかな秋空のもと、秋の花を追いかける小さな旅

私もでかけたいと思いながらも、畑仕事や新しい仕事のことで
思うように時間がとれないので、その分お友だちのブログで
毎日、楽しませてもらっています♪

Img_1846shion.jpg

秋彼岸の頃、野山を歩いていると見かける背の高い薄紫色の花

  「紫苑」 シオン

私のHNになっている秋の花です。
先日「清澄の里」へ所用ででかけたついでに、
弘仁寺に紫苑の花を見に行ってきました。

シオンはキク科の多年草
中国名の「紫苑」をそのまま音読みした名前で、
学名は「アスター・タタリスク」
アスターは「星」、タタリスクは「ダッタン」(地名)という意味

Img_1851shion.jpg

今昔物語の中に、父親を亡くした兄弟の話があります。
兄は父を忘れようと萱草(忘れ草)を、
弟は忘れないようにと紫苑(思い草)をお墓に植えました。

「紫苑は、それを見た人の心にあるものを決して忘れさせない」という話を
聞いていた弟は、父親のお墓にこの花を植えたのだそうです。

                      Img_1848shion.jpg

墓を守る鬼は、この弟の心に感動したというので
紫苑には、「鬼の醜草(しこぐさ)という異名もあります。
醜草(しこぐさ)というのは“強い”という意味
そして、花言葉は「追想」

    Img_1850shion.jpg

紫苑は、名前の通り小さな星をあつめたような花。
細くて、風に揺れる姿はとてもか弱そうだけど
強い風が吹き荒れて倒れてもすぐ起き上がる、そんな強さを持っている花。

澄んだ薄紫の花色が好きだったので、HNを「しをん」にしたのですが
無意識に、この花の持つ内に秘めた強さへの憧れが
あったからかもしれません。

11:00 | 日々是好日 | edit | page top↑

秋色 清澄の里

稔の秋を迎えた静かな山里

Img_1827akikeshiki.jpg

Img_1829akikeshiki.jpg

黄金色の波間に、真っ赤な彼岸花

         Img_1828akikeshiki.jpg

子供の頃は、お墓の周りに咲いているイメージだったので
死のイメージが強く、美しさより怖さを感じる花だった。
いままでもカメラを向けることを避けていた花。

Img_1870akikeshiki.jpg

仏典に記された曼珠沙華は一目見れば悪業を離れられる霊験あらたかな天の花
その名をもらった彼岸花は、つんつん伸びる真っ赤な蘂が美しい花の冠を形作る。
                                    (「四季のうた」より)
 

         Img_1871akikeshiki.jpg

有毒の成分を持つということだけでなく、
強烈な赤い色が大事なものを魔物から守ると信じられているからなのだという。

奈良の自然の中には、古の人々の世界観が今も続いている。

         Img_1874akikeshiki.jpg

22:00 | 季節をかんじて | edit | page top↑

お彼岸

  Img_1825ohigan.jpg

春の桜や、秋の紅葉は、
その年の気候によって、早くなったり遅くなったりするけれど
彼岸花は、秋のお彼岸が近づくと、
約束したように一斉に咲きそろう。

        Img_1821ohigan.jpg

お彼岸前の「サザエさん」では、
磯野家のご先祖さま「磯野藻屑源素太皆(いそのもくずみなもとのすたみな)」が
必ず登場する。
おはぎを38個食べて、お殿様に褒められたという自慢話もお約束。

うちの家族、おはぎを食べながら
毎年、この話をしているような気がするなぁ(笑)

  Img_1690ohigan.jpg


23:00 | 季節をかんじて | edit | page top↑

斑鳩の里~法起寺~

Img_1808hokiji.jpg

日本最古の塔のある「法起寺(ほうきじ)」

聖徳太子が推古天皇に法華経を講じたという岡本宮のあとで、
太子の遺言によって、山背大兄王が寺に改めたと伝えられています。

飛鳥様式をもつ、日本最古の三重塔は唯一創建当時の姿をとどめ
法隆寺とともに「世界文化遺産」になっています。

     Img_1804hokiji.jpg

御本尊は「木造十一面観音菩薩立像(重文)」
高さ350cmの立派な仏さま。
同じく重要文化財に指定されている「銅造菩薩立像」は
高さ20センチほどの小さくて可愛らしい仏さま。
7世紀後半の作と見られ、いま奈良博本館の平常展で見ることができます。

法起寺の入口にはいると正面奥に三重塔があり、手前に鏡池が配されています。
その前にある石が“心礎”

Img_1815hokiji.jpg

“心礎”とは、塔の心柱の礎石ですが、お寺の方にお聞きしましたら
法起寺の三重塔の解体修理の際に、新しい心柱にあわせ心礎を新しくしたため
もとの心礎をこちらに移動させたのだそうです。
つまりこの心礎が日本最古の三重塔の“心礎”

                  Img_1817hokiji.jpg

そして鏡池に映る三重塔の“相輪”が、
心礎の水に映るように置かれているのです。

Img_1809hokiji.jpg

枯れた味わいのある法起寺の佇まい。
仏教という新しい文化を受け入れた時代に、思いをめぐらせながら
コスモス揺れる斑鳩の里を後にしました。


20:00 | 奈良の御寺・御社 | edit | page top↑

斑鳩の里~法輪寺~

Img_1800horinji.jpg

斑鳩の里を歩く楽しみは、塔のある風景に出会えること。

法隆寺、中宮寺から1キロほど北東にある「法輪寺(ほうりんじ)」
聖徳太子の子、山背大兄王が太子のために建立したと伝えられています。

江戸時代の自然災害により、伽藍のほとんどが崩壊し
三重塔を残すのみとなりましたが、それも落雷により焼失。
全焼だったため国宝指定も解除され、再建は大変な困難を極めたそうです。

地元の方々、作家の幸田文氏のご尽力と全国からの支援により、
昭和50年、焼失前の塔と同じ場所に再建されました。

pagehorinji.jpg

法輪寺の講堂にいらっしゃる仏様もとても個性的

     観音の しろきひたいに やうらくの
        かげうごかして かぜわたるみゆ (秋艸道人)


力強い面差しの立派な「十一面観音立像」
その額に垂れ下がっている瓔珞(ようらく)の影

実際に講堂の中では、ようらくを揺らす風をかんじることはできないけれど
この観音様の前で手をあわせると、
「私の心の中に、忽ち一陣の風を捲き起して、それを動かしたのかもしれない」と
書いた会津八一の気持ちが少しだけわかるような気がします。

飛鳥時代の薬師如来像や虚空蔵菩薩立像が
すぐ目の前で拝観させていただける、ありがたさ。
ちいさなお寺だけれど、とても趣のある「法輪寺」
とても好きなお寺のひとつです。

00:00 | 奈良の御寺・御社 | edit | page top↑

信貴山で“寅めぐり”

Img_1733shigisan.jpg

夏の初め、奈良がとてもお好きで、何度も奈良を旅していらっしゃる方と
お会いする機会があったのですが、奈良通の彼女がいちばん好きなところとして
真っ先にあげたのが「信貴山朝護孫子寺(しぎさんちょうごそんしじ)」

うちは「寅年」生まれ同士の夫婦なので
一度はお参りしたいと思っていたお寺。

紅葉の名所としても有名ですから、
観光客の多くなるこれからの時期をちょっとはずして出かけてきました。

   Img_1737shigisan.jpg

これが世界一の張子の寅。
この寅さんの首、電動で回るんですね。ちょっとびっくり^^

pageshigisan2.jpg

蘇我氏と物部氏による仏教受容をめぐっての戦いのさなか
聖徳太子がこの山にて毘沙門天から必勝の秘法を授けられ、そのご加護で
戦に勝利したという寺伝の残る古刹

    Img_1769shigisan.jpg

毘沙門天が現れたのが「寅年」「寅の日」「寅の刻」だったことから
毘沙門天は寅にゆかりのある神として信仰され
信貴山朝護孫子寺のシンボルにもなっているのだそうです。

本堂では「戒壇巡り」をした後、毘沙門天にお参り。
この戒壇巡り、御本尊の下に納められた如意宝珠に願いをかけるため
真っ暗な地下道を、右手を壁に添えてその感覚だけで進んでいくのですが
何も見えない暗闇の中を歩くというのは、なにか心の内に目を向ける・・・
そんな気持ちになる不思議な感覚でした。

    Img_1749shigisan.jpg

毘沙門天をお祀りしている本堂の扁額
よーく見ると、横には大きなムカデ。
このお寺では寅のほかに、このムカデもあちらこちらで見かけます。

お寺から頂いた説明書によると、ムカデは毘沙門天の使いであり、
たくさんの足の歩調が揃わないと、前に進むことができないことから
困難に立ち向かうためには、皆が心を一つにしなければならないという
毘沙門天の教えから、ムカデがお祀りされているのだとか。

でも実際は、ムカデ(百足)は足が多いので、御足を“おあし(お金)”にかけて
金運を呼ぶものとして信仰されることが多いようですね(フムフム)

Img_1768shigisan.jpg
樹齢1500年といわれている榧の木

                Img_1773shigisan.jpg    
               木の枝振りが千手観音の手の形に似て
               銀杏の形が仏の合掌される両手の形に似ていることから
               「千手の公孫樹、仏手白果」と呼ばれる大公孫樹

Img_1774shigisan.jpg

来年は寅年で、12年に一度の「寅歳記念大法会」の年
御本尊「毘沙門天」の奥秘仏の御開帳はじめ、
1年を通して、たくさんの行事やイベントが予定されています。

1月、4月、9月の寅の日に行われる「三寅まつり」に、
寅年生まれの人が参拝すると、縁起のいい「三寅の福」が授かるんですって。
これはぜひ、いかなくては!(寅歳だもんね♪)


22:00 | 奈良の御寺・御社 | edit | page top↑

パンフレット

展覧会ではないけれど、中宮寺の菩薩半跏像が表紙になった
斑鳩観光協会のパンフレット。
日本語と英語で表記されたシンプルシックなデザイン

     Img_1727narahaku9.jpg

さあ、シルバーウィークのはじまり
私は このパンフレットを持って、初秋の斑鳩を歩きに行く予定です。

00:00 | 日々是好日 | edit | page top↑

チラシから見る展覧会

9月6日から三週にわたって行われた
奈良国立博物館と奈良県立大学の合同公開講座
「まなざしの変容 奈良から世界を変える」

すべての講義には参加できなかったのですが
ノートをとりながら聴講は、ひさしぶりに学生になった気分で
とても充実した時間が持てました。
無料で受講できるのも、参加しやすくてよかったなぁ。

:: :: :: :: :: ::

さて、できたてホヤホヤという今年の「正倉院展」のポスターとチラシ

「紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)」の表面と裏面が
掲載された2種類のポスター

Img_1701narahaku.jpg

もう一種類のチラシ(新聞社発行?)とはデザインがちょっとだけ違って、↑こんなかんじ

私も↓こっちの方がいいなぁ・・・なんてね。

     Img_1704narahaku3.jpg

そういえば、去年も何種類かありましたね。

  Img_1712narahaku4.jpgImg_1713narahaku5.jpg

集めるつもりはないのに、いつのまにかたくさんたまって
いまではファイリングしたものが数冊。

くろやぎさんに言わせると“立派なチラシマニア”笑

  pagenarahaku.jpg

ホラ、ちょっと懐かしいチラシもあるでしょ^^

奈良博だけでなく、奈良 京都 大阪の美術館、博物館の展覧会のチラシや
東京での開催で、行きたくても行けなかった展覧会のものまで
好きなものだけを残しておいたら、いつの間にか100枚ほどに。

仏像ブームを決定づけた、2007年東京国立博物館の特別展「仏像」
たかがチラシ、されどチラシ・・この迫力にはびっくりしました。

Img_1711tohaku.jpg

              昨年の「国宝 薬師寺展」の日光・月光両菩薩さま

               Img_1725tohaku2.jpg

いま九州国立博物館で開催されている「阿修羅展」のチラシと
昨年、奈良興福寺でPRのために作られた「阿修羅展」のチラシ

pageashura.jpg

:: :: :: :: :: ::

この秋、天皇陛下御即位20年を記念して開催される東京国立博物館
特別展「皇室の名宝ー日本美の華」

Img_1707narahaku2.jpg

展覧会公式HPでみると、その展示内容のすばらしいこと!
東博でも正倉院宝物を見ることが出来る、またとない機会です。
(東の友よ!しっかりレポートお願いしますね♪)

00:00 | お気に入り | edit | page top↑

奈良博平常展*仏教美術の名品

Img_1629narahaku.jpg

9月15日から、奈良博西新館ではじまった平常展
   
    「仏教美術の名品-絵画・書跡・考古・工芸-」

        ・平成21年9月15日(火)~10月4日(日)
        ・奈良国立博物館 西新館
      

私がいちばん注目していたのは、
「東大寺戒壇院厨子扉絵図像」(奈良博所蔵)

Img_1630narahaku.jpg

今春、奈良博では「鑑真和上展」が開催されていましたが
その鑑真和上ゆかりの東大寺戒壇院は、平重衡による南都焼き討ちによって焼失し
安置されていた厨子も焼けてしまいました。

その焼失前の厨子の扉絵を写した図像が見つかり、平安後期に描き写された
絵図ということが確認され、鑑真和上の時代を伝える貴重なものとして
今年度、重要文化財に指定され展示されています。

平成19年の夏に開催された奈良博恒例「親と子のギャラリー」では
“仏さまの彩り”というテーマで「戒壇院厨子扉絵図像」(当時は個人所有)と
「国宝 倶舎曼荼羅」が同時に展示されていたのですが、
墨で描かれただけの扉絵図像には、「赤肉色」「緑青」「白」「丹」などの色の指定もあって
それが、「倶舎曼荼羅」と一致していることから、原本だった可能性もあると
お聞きしました。

正倉院宝物の中でも有名な「鳥毛立女屏風」にも構図が似ていて
天平絵画の系譜を伝える希少な図像
仏教美術に関わっていらっしゃるあの方や、絵のお好きなあの方に
ぜひ見てほしいなぁ。

このほかにも、絵画では
繊細な截金文様と鮮やかな彩色が印象的な「国宝 十一面観音像」
十羅刹女が和装(十二単)で描かれている「普賢十羅刹女像」
紺紙に金の細字で塔の形にお経が書かれていて、
発願者の祈りの深さを感じる「金光明最王経金字宝塔曼荼羅 第六塔」など
とても見ごたえがあります。

大好きな「華厳五十五所絵巻」も、特別展でよく展示されるのですが
人気があって、なかなかゆっくり見ることができないもののひとつ。
今回は平常展ということで、ひとりじめ状態で観覧^^

             Img_1728narahaku.jpg

書跡では
<百済豊虫願経>とも呼ばれる西大寺「国宝 金光明最勝王経」
とてもすばらしかったし、特集展示されている「東京大学東洋文化研究所の貴重図書」
漢籍善本の中でも司馬遷が著した歴史書「史記」を見ることができたのが
おおきな収穫でした。
まだまだ書きたいことはたくさんあるけど、キリがないのでこのへんで(笑)

奈良博の平常展のすばらしさは、いままで何度もブログに書いたのですが
今回も、もとても充実した内容で、全体的に華やかで見ごたえのある
展覧会でした。

    「仏教美術の名品-絵画・書跡・考古・工芸-」

        ・平成21年9月15日(火)~10月4日(日)
        ・奈良国立博物館 西新館
 

    (10月4日(日)までと期間が短いので、ご注意くださいね。)



00:00 | 博物館・美術館 | edit | page top↑

東大寺二月堂「十七夜盆踊り」

Img_1652jyushichiya.jpg

毎年9月17日の夜、東大寺二月堂下で開催される「十七夜盆踊り」

奈良ではこの「十七夜盆踊り」が「盆踊りの踊り納め」であったといわれ
平成に入ってから復興された行事です。

いままで一度も出かけたことがなかったのですが
今年はお友だちと一緒に、お祭りの夜を楽しんできました。

   Img_1650jyushichiya.jpg

はじめはひとつだった踊りの輪は、あちこちに広がって、
いつもの静かなお堂まわりとは、まるで別世界のような賑やかさ!

二月堂、三月堂、四月堂に囲まれたこのあたり
夜空に響きわたる「河内音頭 江州音頭」に
たくさんいらっしゃる仏様たちは、びっくりされているかも
それとも、一緒に楽しんでらしゃるのかしら^^

Img_1666jyushichiya.jpg

二月堂の舞台から下を見るとこんな感じ

  Img_1670jyushichiya.jpg

二月堂の階段の両脇に並べられた灯籠。
書かれている絵や、願い事をながめながら
もう一度、踊りの広場に戻って向かったのは屋台のコーナー

Img_1677jyushichiya.jpg

Img_1680jyushichiya.jpg

お団子、チーズ餅、田楽や綿菓子、それに金魚すくいなど、
子供たちも楽しめる楽しい屋台もあって、
私達は盆踊りそっちのけで、食べてばっかり(笑)

                Img_1659jyushichiya.jpg

Img_1657jyushichiya.jpg(←これ、綿あめ^^)

やっぱり、食べてばかりじゃだめですよね。
「乙女’Sメンバー、来年は有無を言わせず全員集合!」との
お姉さまからの命令も下りましたので、
皆さん、いまから覚悟しておきましょう(笑)

00:00 | 奈良の御寺・御社 | edit | page top↑

古代史ドラマスペシャル

Img_1640daibutu.jpg

夕暮れせまる、東大寺大仏殿
萩の花も咲き始め、すっかり秋の風情

      Img_1637daibutu.jpg

古代史ドラマスペシャル「大仏開眼~一三〇〇年を見つめた瞳~」

やっと主な出演者が発表されました。
どんなドラマになるんでしょうね。楽しみです。

 + + + + + + + + + + +

石原さとみちゃん もっと近くで見たかったなぁ♪

Img_1648daibutu.jpg

23:00 | 奈良を楽しむ | edit | page top↑

グルメ詩人

毎朝、家事をしながら楽しみにしているのが
NHKBShi「新・漢詩紀行」

たった5分の放送だけど、漢詩の面白さを十分に与えてくれる
とても贅沢な構成の番組。

その週のテーマに沿ってとりあげられた漢詩の朗読、解説があるのですが、
その詩にまつわるエピソードや詩人の生涯、逸話がとても興味深い。

  Img_1502toonpourou.jpg

「東披肉(トオンポウロウ)」

中華料理を代表するこの肉料理ですが
唐宗八大家のひとりで、詩、古文、書画に偉才を発揮、
一時は官吏として認められながらも、政治闘争に敗れ左遷され
不遇な晩年を送った蘇東披が非常に好んで食べたというところから、
東披肉という名が付いたといわれている。
(一説には蘇東披が発明したとも)

蘇東披が流された湖北省黄州は豚肉の名産地
でも当時、豚の三枚肉(バラ肉)は、黄州の土より不味いといわれていて
お金持ちは食べないし、貧乏なものは料理の仕方を知らない。
蘇東披は、その三枚肉を工夫して料理すると
非常に美味しく食べることができると、詩に残している。

食についての知識は、当時の文人にとって
身につけるべきあたりまえの教養であって
文人が考え出した料理というのが、とても多いのだそうです。

そうか、いま美味しい東披肉が食べられるのは
蘇東披さんのおかげなんですね^^

加藤剛さんが朗々と詠む“東披肉”の詩を聞きながら
「今日の晩御飯はトオンポウロウ!」と決めた、食いしん坊の私でした。
(結局、オチはこうなるんだけどね。笑)

21:00 | お気に入り | edit | page top↑

マスキングテープ

Img_1624te-pu.jpg

春の「葉山アート市」や、先日の「大門玉手箱」で
大活躍だったのが「マスキングテープ」

文具店や雑貨屋さんでも、可愛いマスキングテープを
たくさん見かけるようになりました。

最近は和柄のものもたくさん出てきて
可愛さにつられてついつい買ってしまいます。

Img_1627te-pu.jpg

             Img_1628te-pu.jpg

「正倉院撥鏤マスキングテープ」もほしいけど
こんなにマスキングテープばっかり集めてどうするんだろう、ワタシ^^
00:00 | お気に入り | edit | page top↑

『 -白の行方- 韓国の白磁とポシャギ展 』

Img_1612shironoyukue.jpg

シンプルなフォルム 凛とした美しさをたたえる白磁
小さな端裂をはぎ合わせパッチワークした韓国の手仕事ポジャギ

韓国のふたつの美しい伝統工芸を受け継ぐ作家さんたちの展覧会
『-白の行方- 韓国の白磁とポジャギ展』
今日から秋篠の森 ギャラリー月草ではじまりました。

shironoyukue4.jpg

   《 -白の行方- 韓国の白磁とポジャギ展 》  
        ・ 2009年9月12日~9月20日(日)
        ・ 秋篠の森  ギャラリー月草        

Img_1575shironoyukue.jpg

今回紹介されている白磁は、韓国の若手作家さんと、
明知専門大学の学生の「MJアートセラミックス」の製品、
卒業生の白磁作品で構成されたブランド「1260♯」の作品で、
伝統の技を受け継ぎつつも、若々しい感覚の新しい白磁作品をたくさん
見ることができます。

shironoyukue3.jpg

布好きの私が魅かれたのは伝統の布“ポジャギ”
韓国の手仕事ポジャギに魅せられた中野啓子さんと
Atelier der Pauseの方の作品

Img_1598shironoyukue1.jpg

小さな端裂が、ひと針ひと針繋がれ 生み出された美しい景色

光によって表情を変えるポジャギの美しさは、やはり実際に見ないと
なかなかわからないものですね。

    Img_1582shironoyukue.jpg

          Img_1609shironoyukue.jpg

こちらは、崔福姫(チェ・ボッキ)先生の作品
気が遠くなるような繊細で丁寧な手仕事に、ただただため息。。。


「-白の行方-」というテーマの今回の展覧会

白を基調とした作品が中心ですが、
白といっても、その素材や手法の違いによって見える様々な表情
「白」が持つ清廉な美しさと奥深さに魅せられてしまう・・・そんな展覧会

Img_1596shironoyukue.jpg

ひさしぶりに降る雨に、緑も洗われ
しっとりとした秋篠の森の中に広がる「白の世界」

              Img_1602shironoyukue.jpg

Img_1581shironoyukue.jpg

「白」は、清潔感だけでなく、
瑞々しい風合いと包みむようなあたたかさを持っていて
それは歴史と伝統によって培われた韓国の手仕事そのものに
通じているような気がしました。

     Img_1614shironoyukue.jpg

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

展覧会期間中、京都にある李朝喫茶「李青」のランチ、カフェも楽しめます。

      Img_1591shironoyukue.jpg

私がいただいたのは「五味子茶」
名前のとおり、フルーティな甘酸っぱさの中に
ほのかな渋みやほどよい苦味が加わって、とても味わいのあるお茶。
いっしょにいただいた韓国餅もとても美味しかったです^^

来週はポジャギのワークショップも予定されていますが
今日の段階で定員に達した日もあるようですので、ご確認ください。

「李青さんのランチ、カフェ」「ポジャギのワークショップ」
については、HPをご覧ください。


 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 
   《 -白の行方- 韓国の白磁とポジャギ展 》  
        ・ 2009年9月12日~9月20日(日)
        ・ 秋篠の森  ギャラリー月草  
        ・ 10:30~17:30(月曜日のみ16:00まで)
        ・ 定休日 9月15日(火)、16日(水)

      Img_1616shironoyukue.jpg


23:00 | 博物館・美術館 | edit | page top↑

名残の暑さ

暑かった先週のことですが・・・

Img_14981shika.jpg

夕焼けに染まる大仏池で見たのは、
悠々と泳ぐ立派な雄鹿

               Img_14992shika.jpg

まるで「野生の王国」(←ちと古いけど^^)の世界
ちょっと感動。。。

22:00 | 奈良を楽しむ | edit | page top↑

うつろう季節

ほんの10日前まで夏休みだったというのに、
瞬く間に朝夕、秋の風を感じる季節となってきました。

今日は久しぶりに「PEACE PEACE PEACE」さんへ

Img_1556peace.jpg

ユーカリの葉を揺らす爽やかな風音

Img_1559peace.jpg

窓に映る空も秋

そろそろ衣更えをしなくては。。。
季節の移ろいの早さに、ちょっと戸惑ってしまう。

 : : : : : : : : : ::

Img_1560peace.jpg

PEACEさんの「手捏ね食パン」
美味しいパンがあるだけで、翌朝が楽しみ♪

20:00 | 季節をかんじて | edit | page top↑

『杣づと』

Img_1493youkan.jpg

『万葉の時代、飛鳥の軽(かる)の市や、三輪山の麓・海石榴市(つばいち)では
 山の幸と平野の幸が交換され、人々は異なる世界の妙味を知りました。
 こうした時、山中の味のなかには必ず栗や柿、あるいは柑、橘、梨の
 「五果」に選ばれた果実がありました。
 このような山の幸の贈り物は「そまづと」と呼ばれてきました。』


東吉野小川にある御菓子司「西善」の銘菓『杣づと(そまづと)』

羊羹に吉野の地の栗を加え、現代の「そまづと」として
作り出された吉野の栗羊羹は、甘さを抑えしっとりと上品な味。
1本丸ごと食べてしまいそうなくらい、美味しい♪

Img_1549youkan.jpg

「このお菓子屋さん、ちょっと気になるなぁ」と、
白い暖簾のかかった趣のあるお店の前で、車を止めたマルクまま。

「きっと美味しいものがあるに違いない!」
そうつぶやいた、あなたのするどい嗅覚に脱帽です(笑)
00:00 | お気に入り | edit | page top↑

白露ですが・・・

夏に逆戻りしたような暑さ。
池で水浴びをしたり、木陰に入って落ち葉に体をうずめたりと
鹿さんたちの暑さしのぎの方法も、それぞれ。

Img_1539shika.jpg

ほとんど水のない小さな池で、
泥の上にすわって涼をとる鹿さんたち

              Img_1544shika.jpg

              この前、ドロンチョになったお坊ちゃまと一緒やん!

Img_1541shika.jpg

とても警戒していたので、近くには寄れなかったけど
よく見たら、この小鹿ちゃんも体半分、泥の中

顔を半分だけ、出したりひっこめたり^^
いたずらっ子のようなつぶらな瞳。かわいい~♪

22:00 | 季節をかんじて | edit | page top↑

満月の夜

Img_1511suzakumon.jpg

夏に戻ってしまったような暑い一日でしたが、
夕暮れ時の空の色は、もう秋色

今宵は満月
「平城宮跡に行ってみようか。」という、くろやぎさんのひとことで
平城宮跡にある朱雀門でお月見です。

Img_1514suzakumon.jpg

Img_1528suzakumon.jpg

夏の名残の風が、秋の香りを運ん来てくれる・・そんな季節

季節がまたひとつ過ぎてしまう寂しさと心細さも、ちょっぴり
でも、新しい出会いを待つ楽しみも、少しずつ感じる今日このごろです。

Img_1532suzakumon.jpg

広い平城宮跡は、夜になるとほとんど灯りがなくて
ライトアップされた朱雀門が、ことのほか美しく浮かび上がります。

Img_1536suzakumon.jpg

復元されて10年。
当初は、まぶしすぎる朱の色に、少々違和感を感じた朱雀門も
10年経って、ずいぶん落ち着きのある姿になってきました。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

今宵、満月を追いかけていた方がもうひとり^^

次の“月待ち”のお楽しみは「十七夜盆踊り」
(奈良倶楽部さんが、去年の盆踊りの様子を詳しくレポートして下さっています。)
今年は、どんな月夜の祭りになるのかとても楽しみ♪

「ライトアッププロムナード・なら2009」
今年は9月27日まで。


22:00 | 季節をかんじて | edit | page top↑

自然の宝庫

  Img_1474yoshino.jpg

自然に抱かれた東吉野村
マルクくんの、大胆なダイビングのおかげで(笑)
思いもかけず、この素敵な場所に連れて行ってもらいました。

Img_1486yoshino.jpg

すぐお隣は三重県松阪市という県境の村は“深吉野”ともよばれる
山と川に囲まれた自然の美しい場所

Img_1470yoshino.jpg

     Img_1471yoshino.jpg

         Img_1469yoshino.jpg

水を得たマルちゃん!
そうだよね~。こんな暑い日は、お花の撮影より水辺の方がいいよね。

     Img_1480yoshino.jpg

えへへ。ボク、満足^^

しをんさん前から「きれいな川に行ってみたいなぁ」て、言ってたでしょ。
ボクのおかげですよ。感謝してください。

は~い。マルクくん、ありがとう!

  Img_1467yoshino.jpg

この川辺のすぐ横にある「丹生川上神社」
天武天皇の創建と伝えられ、水の神様を祭神とし
吉野離宮跡という説もある歴史のある神社です。

もちろん、川遊びの前にお参りさせていただきました。

Img_1488yoshino.jpg

東吉野からの帰り道
黄金色に輝きはじめた初秋の景色

Img_1490yoshino.jpg

             Img_1491yoshino.jpg

山里の秋、もうそこまで来ています。
22:00 | 奈良を楽しむ | edit | page top↑

本薬師寺跡のホテイアオイ

Img_1443hoteiaoi.jpg

今日、マルクままさん&マルクくんと一緒に
橿原市にある本薬師寺跡の「ホテイアオイ」を見に行ってきました。

Img_1439hoteiaoi.jpg

Img_1446hoteiaoi.jpg

涼しげな薄紫色の花
本薬師寺跡の周辺の休耕田を利用して栽培されているホテイアオイ
一面に咲く花を期待していたのだけど、ちょっと時期がはずれちゃったかな?

            Img_1453hoteiaoi1.jpg

            Img_1455hoteiaoi.jpg

思っていた以上に暑くなってきて、この後ある行動にでたマルクくん
ホテイアオイの咲いていない田んぼの中に飛び込んで、ドロドロ~(>_<)

(まぁ、なんとなく予想できましたけどね。笑)

Img_1458hoteiaoi.jpg

「あー、気持ちよかった♪」

このマルクくんの突拍子もない行動で、
ホテイアオイ鑑賞会が、さらに思いもしなかった方向に行くのでした。

それはまた、明日^^
22:00 | 花便り | edit | page top↑

大阪城はおもしろい!

Img_1091osaka.jpg

朝晩だけでなくお昼間でも、日陰を吹き抜ける風は涼しくて
もう秋の気配があちらこちらに・・・
なんだか今年は短い夏になってしまったようですね。

ずっとアップできなかった夏の思い出をひとつ。

8月の上旬に、はじめて行ってきた「大阪城天守閣」
「戦国ブーム」といわれているけど、
これほどたくさんの人で賑わっているとは、ちょっとびっくり!

もちろん、みなさんご存知のとおり
豊臣秀吉築城の大阪城は「大坂夏の陣」で落城。

徳川幕府時代に、豊臣家を滅ぼした徳川家によって再築されましたが
落雷や明治維新の動乱で多くの建造物が消失。
現在の大阪城天守閣は、昭和6年に市民の熱意によって
復興されたのだそうです。

JR大阪城公園駅から歩いて、
青屋門をくぐり(外堀)極楽橋(内堀)を渡って、いよいよ本丸へ!

Img_1osaka.jpg

途中、「淀殿、秀頼 自刃の地」と伝えられる
山里丸跡に建てられた記念碑をお参りしたり
大阪城築城に使われた石垣に刻まれた、大名の刻印を探したりと
本丸にたどり着くまでも、見どころがいっぱい。

さて、いよいよ大阪城天守閣ですが
外観はお城だけど、中は8階建ての立派な美術館

エレベーターで最上階まで行って、
下りながら見学するコースになっています。

天守閣最上階(8階)の展望台からは、大阪のまちを一望
7階、5階は、秀吉さんが天下統一を成し遂げるまでのヒストリーを紹介
(6階は回廊のみ)

Img_2osaka.jpg

これは「大坂夏の陣」 真田幸村隊と松平忠直隊の激戦を
ミニチュア人形で再現したもの。

4階、3階は豊臣秀吉ゆかりの資料や、戦国時代を中心とした
貴重な歴史資料の展示コーナーになっているのですが
こちらの展示がもうびっくりするほど、すばらしいものばかり。
(4階、3階は貴重な資料の展示のため、写真撮影禁止)

常設展の「戦国武将99人」では
武田信玄、上杉謙信、織田信長、浅井長政、明智光秀、石田光成・・
(いちいち名前をあげるのもめんどうなので省略(^^;))
誰もが知っている有名な武人たちにまつわる品々が多数展示されていて
特筆すべきは、その武人たちの書状の数々

秀吉の書には、天下人にまで昇りつめた自信の中にも
どこか素朴なおおらかさがあって、いまも大阪で「太閤さん」と
呼ばれている理由も、なんとなくわかるような親しみやすさを感じるし、
「啼かぬなら殺してしまえホトトギス」と、その冷酷で残忍なイメージをもつ
信長の書状の文字は意外や意外、とても柔らかで厳しさよりも温かさを感じさせる筆跡です。

名だたる武将の中で、気品と教養を感じた書として
くろやぎさんと意見が一致したのが明智光秀の書状。
穏やかで美しい文字を見ていると、
主君に対して謀反を企てる人物とはとても思えないのだけど。。。

「書は人なり」といわれますが、
その書をしたためた本人の自筆というのは実に生々しく、
特に歴史に名を残す武将の書には、そのひとの品格、修養
書をしたためたときの気分や背景がとてもよくでていて、
後世に伝えられるイメージとの違いを発見するのも、すごく楽しい!

書のことばかり書きましたが、武将が身につけた甲冑や生活用品
戦国時代以降の歴史を彩る人物の品々も、とても見ごたえがあります。

そうそう、復元されている秀吉さんの「黄金の茶室」は
よく図録で見るような“キンキラキン”とは全く違って
灯りを落とした状態だと、とても上品で落ちついた佇まい。
うーん、太閤さんの派手好きなイメージから
あんな写真の撮り方になっているのだろうけど、ちょっと残念かも。

2階の「お城の情報コーナー」では、
天守閣で使われている鯱や伏虎のレプリカの展示や
300円で戦国武将の兜や陣羽織が試着体験できるコーナーなどがあり
子供たちにも大人気!

Img_1114osaka.jpg

               Img_1118osaka.jpg

               とってもかわいいお嬢さんが、突然こんなポーズを
               とったので、みんなびっくり!
               これが話題の「レキジョ(歴女)」ですね^^

「大阪城天守閣」が、これほど面白いところとは知らなかったわ。

歴史好きの方にはおすすめのスポット。
「音声ガイド」の貸し出しも無料ですので、ぜひ利用してみてください。

Img_1123osaka.jpg

              Img_1120osaka.jpg

特別企画のコーナーでは、
9月12日に公開される山本兼一原作の映画「火天の城」も紹介されていました。

「安土の山ひとつを城にする。」

天下統一を目前にした織田信長が、その象徴として
空前絶後の巨大な城の建築を決意。

金閣寺を建立した京の池上家や
奈良の大仏殿建造を担った中井一門との図面争いに勝ち抜いて
信長から「三年で建てろ」との厳命で安土城の築城に臨んだ
熱田の宮大工・岡部又衛門とその家族や一門の生き様をえがいた物語

「法隆寺を建てたのは?」
「聖徳太子!」
「ブーッ!!答えは、大工さん!」

なあんて、しょうもないことを子供の頃言ってたけど
いまある歴史建造物もすべて、その影には歴史の表舞台にはでない
名も無き民が命がけで挑んだドラマがあったことを
あらためて認識させられます。

先日、「火天の城」の田中光敏監督が、映画PRのため奈良を訪れ
中井一門について調べるため、大仏殿も取材されたとのお話が
新聞に掲載されていました。

奈良の大仏殿建造に関わっていた
「中井孫大夫」のこと、全く知らなかったわ。
これも調べてみるとちょっと面白いかも^^

いままで、お寺やお社めぐりばかりだったけど
お城もなかなか面白いなぁ♪と思った今回のお城めぐり

奈良にも残るいくつかのお城跡
また違った奈良の歴史が見えてくるかもしれませんね。

00:00 | 大阪 | edit | page top↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。