**「乙女部着付け教室IN奈良の町家!」のおしらせ**

奈良は歴史ある寺社仏閣も多く、趣のある奈良町の佇まいも
着物がすっと溶け込むように似合うところ。
日本の美しさをまとって、奈良の町を歩いてみませんか。

女子力UP!ぷろじぇくと「乙女部着付け教室IN奈良の町家!」

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2010年 09月
08 | 2010/09 | 10

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花鳥画の美

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中国で生まれ東洋画の一大ジャンルとして発展し
朝鮮や日本でも多くの画家たちによって描かれていた
「花鳥画」の世界

草花や鳥、昆虫、動物をモチーフとした花鳥文様は
正倉院に伝わる工芸品にも多くみられ、
交際交流によってもたらされた大陸の文化は
奈良時代を華麗に彩りました。

奈良県立博物館ではじまった
遷都1300年祭特別展「花鳥画-中国・韓国と日本-」では
日本に感銘を与えた中国、韓国の名品とともに
それらに影響をうけ、新たな花鳥画の美を生み出した
雪舟、宗達、若冲の代表作が展示されます。

ここでひとつご注意ですが
展覧会は、大きく前期後期と展示がわかれていて
雪舟、宗達、若冲といったビッグネームの作品は
後期の展示となっております。

では、後期ばかりに名品がそろっているのかというと、さにあらず。
展覧会前期の展示品も、びっくりするほどすばらしいラインナップ!

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第一部の「唐・統一新羅の花鳥画・花鳥文様と日本での受容」では
唐花文・花鳥文があしらわれた唐時代の工芸が並び
正倉院宝物にみる華麗な文様の世界を、ここでも堪能させてもらいました。

中国から国外初出品となる「壁画断片 鳥語花香仕女図」も
1300年以上前に描かれた壁画とは思えないほど、色鮮やかで美しいし、
「鍍金花鳥文銅尺」「花鳥文骨装飾」と正倉院宝物の中でも有名な
「紅牙撥鏤尺」との文様の共通点など、興味深い発見がいくつも。

第二部では、宗・元・明・高麗・朝鮮王朝の華麗な花鳥画と
それらに影響を受けたであろう日本人画家の代表作が並び
花鳥風月、風雅の世界を堪能いたしました。

圧倒されたのが、
大徳寺塔頭大仙院所蔵 狩野元信の「四季花鳥図」
水墨画の技法を使って力強く描かれた老松と
鮮やかな色彩で繊細に描かれた花や鳥・・・
余白の景色も、日本画ならでは美しさが感じられ
しばし作品の前のソファに座って眺めておりました。
(なーんて贅沢♪)

「院体花鳥画」とよばれる小画面の花鳥画も秀逸
特に好きだったのは、曽我宗誉の「芙蓉図」で
白い芙蓉の花が佇む凛とした姿が、とても印象的でした。

展示室の最後の最後に、鈴木其一の「郡禽図」が
どーんと展示されていたのには、びっくり!
なんて贅沢な構成でしょう(笑)


中国、朝鮮の博物館からの出品をはじめ、東博、京博、MIHO MUSEUM
白鶴美術館、根津美術館、サントリー美術館、そして宮内庁三の尚蔵館などなど
日本の名だたる美術館の名品が集められ、本当に見ごたえがある特別展



・・・にもかかわらず、あまりPRされていないのですよね。

私も出かけようとチケットを用意していたのですが
前期後期の大幅な展示入れ替えについては、情報がほとんどなく
奈良倶楽部さんからお聞きして、はじめて知りました。

HPにも作品ごとの展示期間の表示がなく
会場にいってから目録をいただいてはじめてわかるといった次第
(この目録も、もうちょっとわかりやすくしてほしいな・・)

せっかくこれだけの作品を集めた展覧会なのですから
たくさんの方に観にきて頂きたいと思いました。

*奈良県立美術館 平城遷都1300年祭特別展
 「花鳥画-中国・韓国と日本-」       ・
          ・2010年年9月28日(火)~11月14日(日)
          ・9:00~17:00(金・土曜日は21:00まで 入館は閉館の30分前まで)
           ※休館日=10月4日(月)、12日(火)、18日(月)、25日(月)



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さようなら「リノワ・カフェ」

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いつも優しい笑顔で迎えてくれる「カフェリノワ」

うちからも近いので、美味しいランチをいただきに
よく寄せてもらっていましたが、それも今日でお終い。
最後のリノワランチ、乙女部のみんなでいただきました。

    Img_9001rinowa.jpg

美味しいお料理に、みんなで舌鼓。
いつもながらの優しい味・・

「カフェリノワ」は今日限りですが、10月下旬には
きたまちで営業されていた「はちみつ」さんと一緒に
カフェリノワのこの場所で、新しいお店を始められるとのこと。

大好きな「カフェリノワ」が無くなってしまうのは寂しいけれど
リノワさんとはちみつさんの新たな旅立ちを、
心から応援したいなぁと思っています。


リノワランチ部会の様子は、たーさんのブログ
リノワさん、はちみつさんの新しいお店については
奈良倶楽部さんのブログをご覧下さい。


今日のおまけ・・・・

ゆずぽんにちょっかいだしてるお嬢さま

    Img_9007yuzupon.jpg

どっちが遊んで、どっちが遊ばれてるんだか(笑)

そうそう観劇部会で、白バラの精たーさんがお召しになっていた可愛いお洋服は
ヨーカドーで50%OFFでお求めになったそうです。
いまならさらに2割引だそうで「損した~」と、たいそう悔しがっておられました。
ご参考までに^^

23:00 | お気に入り | edit | page top↑

色々ありの部活動

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昨日も気をつけていたんですよ、ネタにされないようにと


「脇が甘いわね」

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はい、マツコ姐さんの言うとおりでございます。


私が“双眼鏡”出した時点で、目が笑っていたんですよ。

で、その瞬間、彼女の瞳の奥で星がキラッとしたんです。

そのお星様キラキラを見て焦りました・・・私、何したんだろう?って・・


「しをんさん、逆ですって!」


鬼の首とったみたいな、嬉しそうな顔。

      201006301612000goecyan.jpg

そう、あそこは夢の国
あれは全部、夢の中の出来事です。


そうゆうことに、いたしましょう。



ちなみに昨日のお嬢様の観劇ふぁっしょんは、
胸元にオーガンジーの白いバラの花がいっぱいの
かわゆいお洋服♪♪

あー、写真をとっておけばよかった。残念
     
00:00 | 乙女部部活動 | edit | page top↑

すこしずつ秋色

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秋分の日をさかいに、空気もひんやりとしてきて風も爽やか。
朝、自転車で飛火野まで行ってきました。

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おっはよう~♪

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御蓋山、高円山、春日山原始林・・
そして若草山へ目をむけると、ところどころ赤茶けた木がいくつも。

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先月、若草山ドライブウェイを走った時、茶色く立ち枯れた木を何本も見ました。
全国的に問題となっている“ナラ枯れ”の被害
奈良でも深刻なようです。

この自然、なにものにも代えがたい宝物ですもの
これ以上、被害がひろがりませんように。

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あの“鹿男の木”も、桜の木も、赤く色づいてきました。
彩りの季節ももうすぐ♪

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00:00 | 季節をかんじて | edit | page top↑

音声菩薩、東博へ

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10月8日から東京国立博物館で開催される特別展『東大寺大仏-天平の至宝』に
出展のため、先日 大仏殿宝前から移された「国宝・八角燈籠」

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「八角燈籠」のない大仏殿参道って、ガランとして
なんだかすごく寂しいなぁ。。。

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八角燈籠がお寺の外で公開されるのは、今回はじめてのことなのだとか。
特別展では、この他にも大仏ゆかりの宝物や、聖武天皇の死後
光明皇后から寄進された正倉院宝物など、奈良にいてもなかなか
お目にかかれない、貴重な品々の展示が予定されているようですね。

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                                 (8月7日撮影)

「薬師寺展」「阿修羅展」に続く大きな展覧会
いまも奈良に伝わる古の息吹を、大勢の方に感じてもらえますように。


東京国立博物館 特別展「東大寺大仏-天平の至宝」         
            ・2010年10月8日(金)~12月12日(日)

00:00 | 奈良の御寺・御社 | edit | page top↑

大和路の風景と祈りのほとけ

奈良市写真美術館で開催中の『入江泰吉傑作選-大和路-』

平城遷都1300年を記念し、過去の展覧会作品の中から選ばれた
入江泰吉さんの代表作を集めた展覧会

前期に引き続き後期では、大和の秋冬の風景と、入江さんが
「合掌するような気持ちで対峙した」という仏像写真の展示が
行なわれています。

本や雑誌、ポスターでよく目にする入江さんの写真ですが
美術館で“作品”として展示されている写真を見ると
その迫力の違いにあらためて驚かされます。

眉をひそめ遠くをじっと見据えた「東大寺戒壇院の広目天像」





22:27 | 博物館・美術館 | edit | page top↑

萩の寺

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ひと雨ごとに近づく秋の気配
小道の脇に咲く野の花も、主役は夏の花から秋の花へとバトンタッチ♪

ここちよい秋風に誘われて
萩の寺と知られる新薬師寺をお訪ねしました。

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咲きはじめたばかりの萩の花
まあるい葉っぱの形も、ちいさくて可憐な花も愛らしくて大好き。

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聖武天皇の眼病平癒の祈願のため、光明皇后によって建立された新薬師寺
かつては巨大な伽藍の大寺院であったようですが、いまはさびた風情の
とてもこじんまりとしたお寺です。

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有名なバサラをはじめとした十二神将に周囲をぐるりと守られて
本堂中央にお坐りになっているのが、目の大きな御本尊・薬師如来坐像

その傍らにお厨子には、特別開帳がおこなわれている「香薬師如来像」(写し)が
おさめられています。
かつて新薬師寺の御本尊であったこの仏様は、白鳳時代の面影を伝える
やわらかな微笑みをたたえた仏様で、会津八一はこの香薬師仏がことのほか
お好きであったとか。

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 ちかづきて あふぎみれども みほとけの 
           みそなはすとも あらぬさびしさ


昭和18年に盗難にあって以来、いまも行方がわからない「香薬師如来像」

仏像盗難が相次ぐ昨今。
奈良明日香村にある向原寺の金銅観音菩薩立像が、36年ぶりにお寺に戻ったという
ニュースもありました。
新薬師寺の「香薬師如来像」も、いつかお戻りになられるといいですね。

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*新薬師寺 ・奈良市高畑町1352 ・℡0742-22-3736
      ・香薬師如来像(写し)のご開帳は12月31日まで
       (9:00~17:00)

00:00 | 奈良の御寺・御社 | edit | page top↑

待月

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昨夜は雨の予報でしたが、雨雲の動きが少し遅かったようで
夕方、高円山の左の方から上る、きれいなお月さまを拝むことができました。
残念ながら、すぐに雲に隠れてしまいましたが・・・


そのあと、奈良に来てくれたお友達のご夫婦と一緒に、雲に隠れてしまった月が
もう一度顔を見せてくれるのをずっと待っていたのですが、こんな風に待つ時に限って
なかなか出てきてくれないもの。
昨夜は、そんなじれったい気持ちで月を待っていた方も多かったでしょうね。


この「まほろば・・・つれづれ日記」も、気がつくともう6年目。
毎日見に来てくださる方もたくさんいらして、本当に嬉しいかぎり
ありがとうございます。

キーワード検索で、たまたまこのブログにたどり着いた方も多くいらして
このところ群を抜いて多いのが「上村松園展」の検索

いま東京国立近代美術館で「上村松園展」が開催されていますが
きっとこちらの展覧会のことをお調べになっているのでしょう。

残念ながら私が書いた記事は、平成17年に松伯美術館で開催された
生誕130年記念の「上村松園展」のことなので、あまり参考にはならなかったかも
しれませんが“松園さんファン”の私としては、東京国立近代美術館の「上村松園展」に
たくさんの方が足を運ばれていることをとても嬉しく思っています。

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上村松園さんの作品の中で、特に好きなのが「待月」

待ちわびた月が、いままさに顔を出そうとしている瞬間
首をかしげ月を見つめる女性の後ろ姿

日本髪の美しさに加え、朱色の亀甲紋が着物から透けて見える様
ゆったりと結ばれた帯、繊細な蒔絵がほどこされた団扇を持つ指先にまで
なんともいえないしっとりとした美しさがあって、大好きな作品です。

今宵、月を待ちながら、「待月」に描かれた女性の後ろ姿を
思い浮かべておりました。


「上村松園展」・東京展 2010年9月7日(火)~10月17日(日)
           東京国立近代美術館
        
          ・京都展 2010年11月2日(火)~12月12日(日) 
           京都国立近代美術館

23:00 | 季節をかんじて | edit | page top↑

高畑サロンでお月見*

明日は中秋の名月
奈良でも月を愛でる様々な催しが予定されていますが
私は高畑にある「志賀直哉旧居」で20日から行なわれている
「観月会」へ行ってまいりました。

多くの文人墨客がつどい「高畑サロン」とよばれた志賀直哉邸
9月20日、21日、22日の3日間、開館時間が午後8時まで延長され
高畑サロンにて月を眺めながら抹茶を一服いただけるという催しが
行なわれています。

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サロンにはお月見のしつらえ
杵形の花入れには、尾花と咲きはじめた萩の花がたっぷり生けられ
横にはお団子もちゃんと^^

茶道部の学生さんの点ててくださったお薄をいただきながら
楽しむ静かな秋の夜

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2階のお部屋の窓から見る十三夜の月
お昼間は、東向きのこの窓から御蓋山が見えているのですよね。

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名作「暗夜行路」を書き上げた志賀直哉の書斎
虫の音に時折耳を傾けながら、筆を走らせていたのでしょうか。

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和洋の建築美がとり合わさったモダンな邸宅が醸し出す
ノスタルジックな風情は、夜になるといっそう趣が感じられて
どこか懐かしい場所に帰ったような気持ちになりました。


志賀直哉旧居のある高畑は、本当に静かな場所
虫の音しか聞こえないというのは、いまではとても贅沢なことかもしれませんね。


一般の方の夜の見学は、今回はじめてとお聞きしました。
とても素敵な催しなのですが、夜になると志賀直哉旧居周辺は
とても暗くて道もわかりにくくなります。
このあたりをよくご存知の方でないと、迷われるかもしれません。
近くの観光駐車場も閉まっていますし、最寄のバス停からも遠いので
十分ご注意ください。


*志賀直哉旧居「観月会」
          ・奈良市高畑大道町
          ・平成22年9月20日、21日、22日
          ・17:00~20:00
          ・茶菓料500円(入館料別)

入館のみでもよいそうですが、せっかくの機会ですので
お茶をいただきながらゆっくりと秋の夜を楽しまれてはと思います。
        ・
 
00:00 | 奈良を楽しむ | edit | page top↑

『楽吉左衞門還暦記念展Ⅰ』

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茶道美術館のあとお訪ねしたのは
樂美術館で9月11日からはじまった「楽吉左衞門還暦記念展」
当代の襲名以前の作品から初の個展
そして茶陶の概念を打ち破った作品を発表して注目をあびた
個展「天間」までの代表作が並べられた展覧会

楽さんの世界というのは、私などにはなかなか近づけない世界
今回もただただ圧倒され 観終わった時にはもうクタクタでした(笑)

印象に残った作品をひとつ
お母様が生名(うぶな)を付けられたという皪釉楽茶碗「雪千片」
深深と降り積もる真っ白な雪・・・茶碗の中に見る雪景色は
柔らかで暖かで、そして厳しい。

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それにしても玄関やロビーの設えの美しいこと。
いつ伺っても、その佇まいにうっとりしてしまいます。


*楽美術館「楽吉左衞門還暦記念展-襲名から個展 天間まで
         ・平成22年9月11日(土)~12月12日(日)

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『千家茶道の継承』

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茶道資料館で9月26日まで開催中の夏季展
『千家茶道の継承 裏千家十三代 圓能斎鉄中宗室』に
でかけてまいりました。

圓能斎というと小説のイメージが先にたってしまうのだけど
その書やお好み物を拝見していると、とても明るく大らかな印象。

圓能斎筆の一行「子能継父業」「柳みどり花紅」
一幅に配された力強い文字がとてもいい。

ほんの10センチちょっとの愛らしい「竹一重切花入」は、
少し横に傾いた姿が“まるでお腹をかかえて笑っているよう”と
「大笑」の銘が付けられた花入れ。

申年生まれに因み集められた棗、香合、蓋置
圓能斎自筆の猿画賛「大猿も小猿もともに・・・」
どこか人をくったような愛嬌たっぷりのお猿さんに、ちょっとドキッ^^

九鬼隆一好みという「正倉院古材煙草盆」もとても印象的。

どれを拝見しても楽しくて、男性のものだった茶の湯を
女性にも門戸を広げた圓能斎の懐の深さひととなりが語られている
とても見ごたえのある展覧会でした。

呈茶席では、滋賀の白磁の作家さんが作られた備前のお茶碗で
お薄を一服。清々しい姿のいいお茶碗。
お菓子は鼓月の「秋のなごみ」


しっとりとした秋の訪れを感じさせる京都
このあと、もうひとつ茶の湯をめぐる展覧会へ・・・


『千家茶道の継承 裏千家十三代 圓能斎鉄中宗室』
  ・茶道資料館 京都市上京区堀川通寺之内上る 裏千家センター内
  ・平成22年6月19日(土)~9月26日(日)月曜日休館
  ・開館時間 午前9時30分~午後4時30分 (入館は午後4時まで)


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観音さまの宵まつり

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東大寺二月堂、十七夜の盆踊り

私は去年と一緒で、二月堂の上から月と踊りの輪を眺めて
楽しみました。

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普段 静かなお寺の境内でくりひろげられる名残の夏祭り
ひと夜かぎりの踊りの輪は、年々大きくなって
今年も盛り上がりましたね。

お姉さん、今年もがんばってるなぁ(笑)
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采女伝説

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毎年、中秋の名月にあわせ行なわれる「采女祭」
平城遷都1300年の今年は、早くから準備が整えられ
今朝、猿沢池には龍頭・鷁首の2隻の管絃船の姿がみられました。

帝のご寵愛が衰えたのを嘆き、猿沢池の池畔の柳に衣を掛け
身を投げたという、采女の物語が伝えられる猿沢の池

采女祭は、哀れな采女の霊をなぐさめるためはじめられた神事ですが
花扇奉納行列や、池に浮かべられた管絃船での雅楽の奉納など
いまは華やかな行事にかわってきました。


わぎもこが きぬかけやなぎ みまくほり 
いけをめぐりぬ かささしながら    (会津八一)
(衣掛柳を見たいと思って傘をさしながら、猿沢の池のほとりを歩いたことだ)



会津八一は「渾齋随筆」の中で
この話(采女の話)にはあからさまに無理があって・・・。
と書いています。それに続けて、
あの祠も柳も、今在るものは、あまりにも思はせぶりな姿では無い。
それにも係らず、私は今でも、あの池の近くを通る時、いつも新しい
興味で此の話を思ひ出す。
人物や時代の上に如何ほどの無理があっても、代々の人の心に宿り
口に伝へられて来たものだけに、その奥底には、深く人間の本性に
本づくものがあって、そこに感触するのであろう。

と綴っています。


采女の悲しい伝説
興福寺の五重塔を望む猿沢池の美しい風景とともに、心に響いてきます。



采女祭  ・平成22年9月21日 宵宮祭 午後5時(采女神社)
        ・平成22年9月22日 花扇奉納行列 午後5時(JR奈良駅~猿沢池)
                      花扇奉納神事 午後5時(采女神社)
                      管絃船の儀  午後7時(猿沢池)

00:00 | 奈良を楽しむ | edit | page top↑

天平の風

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駅の構内を歩いておりましたら、目に飛び込んできた美しいポスター
奈良国立博物館「第62回 正倉院展」

もう、この季節がめぐってきたのですね。

光明皇后の1250年御遠忌にもあたる今年は、
皇后のお人柄をしのばせる宝物も数多く展示される予定だとか。

1300年の時を越えて、天平の息吹を伝えてくれる正倉院展
深まる秋の訪れを、いまから心待ちにしています。

「第62回正倉院展」・奈良国立博物館
          ・2010年10月23日(土)~11月11日(木)


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*和カフェモリカ

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大和郡山市の柳橋商店街にあるモリカ米店さん
江戸中期から続く創業300年という老舗のお米屋さんですが
去年、お店が新しくなって 奥に素敵なカフェができました。

奈良産の赤米や黒米などの古代米や
ひえ、あわなどの雑穀、国産のお豆を使った和のスイーツ

今日いただいたのは、奈良産の大納言小豆、古代米の白玉で作った
「冷やしぜんざい」(272㎉)と奈良産の刀豆でつくった刀豆茶

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奈良産の小豆をつかったおぜんざい。
お豆さんの香りもしっかり、上品な甘みと塩加減が絶妙!
モチモチの白玉もとっても美味しい。

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刀豆茶は初めてのみましたが、香ばしくて優し味。
添えられた古代米のおかきと刀豆のお菓子(刀豆きなこ)が美味しくって
いっぱい買ってきちゃった^^

カフェのメニューは、管理栄養士さんがレシピを作っているので
低カロリーで体にとってもよさそう♪

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これこれ、刀の鞘ほど大きなこのお豆さんが刀豆(なたまめ)
私は奈良に来てはじめて見たんだけど、関西ではポピュラーなのかしら?

    Img_8711morika.jpg

以前は、お店の前にどーんと袋入りの雑穀が積まれていて
昔ながらのお米屋さんというほのぼのした雰囲気でしたが
新しくなったモリカさんも、とってもモダンで素敵。

これはお水取りで使われたお松明ですね。


郡山城の桜葉も、ほんのり秋色に染まってきました。
いよいよ食欲の秋到来!


*自家製米・古代米・雑穀・豆「森嘉」
 古代米・雑穀をつかったスイーツのお店「和カフェ・モリカ」
       ・大和郡山市柳3丁目1 ℡0743-52-2059
       ・営業時間 午前9:30~午後6:00
       ・日・祝祭日 お休み
       ・HP→

お店の横に駐車場が一台分、少し離れたところにもあるそうなので
お店の方におたずねしてみてください。


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水浴び中

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毛皮着ているんで、暑くてたまりません!


ぶくぶくぶく~~~

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あれっ!角切られちゃったの????
00:00 | 季節をかんじて | edit | page top↑

「喫茶湖月」

『みかさ焼き』で有名な「湖月(こげつ)」

近鉄奈良駅前、行基さんの噴水のすぐ近くにある直営店のみの
喫茶スペースはとても落ち着く、お気に入りの空間です。

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子やぎは夏の定番 宇治金時を、私はクリームあんみつを
いただきました。

粒あんとこしあんを使ったメニューがあって、
和菓子屋さんらしく、餡の美味しさにはこだわりをおもちのよう。

シャクシャクの氷にたっぷりん粒あんと、もちもちの白玉
香り豊かな抹茶みつのかかった宇治金時
こちらのクリームあんみつは、やわらかめの寒天にソフトクリーム
こしあんがたっぷりとかかって、上には抹茶の羊羹がトッピング


店内には、会津八一先生の書に杉本健吉さんの挿絵の入った歌画集の一枚や
入江泰吉さんから頂いたという秋篠寺 技芸天の写真
唐招提寺金堂の盧舎那仏坐像の光背の拓本などが、さりげなく飾られていて
お店の歴史を感じさせる佇まい。


「湖月」のこちらのお店、一時閉店になってしまいましたが
今年、再開されました。

「みかさ焼き」といえば、奈良を代表するお菓子
奈良の玄関口に「みかさ焼き 湖月」の看板がないと、やはり寂しいものです。
これからもがんばってほしいなと、ひそかに応援しています。

喫茶湖月 奈良市東向中町 ・℡0742-22-3288 
                    ・喫茶時間 9:00~19:00


00:00 | お気に入り | edit | page top↑

しあわせな時間

野村美術館のあと、うかがった京都のお店
なかなか予約がとれなくて、こちらでお食事をするのは実に3年年半ぶり。

メニュー豊富なこちらのお店
なにを食べようか迷った末に私は『ホタテのフライ』
さくらこちゃんは『ホタテのソテー』
そして『自家製のスモークサーモンとマンゴーの盛り合わせ』を
ふたりで分けっこ。

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美味しいものをいただいている時って、ほんとうに幸せ♪
それが仲良しの友人と一緒だったら、なお楽し

ごちそうさまでした^^
00:00 | 京都 | edit | page top↑

茶人好み

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心なしか、空も高く感じられた昨日
野村美術館で開催中の秋季特別展「一楽 二萩 三唐津」
行ってまいりました。

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16世紀に楽家の初代長次郎が、千利休に見いだされはじめたとされる
楽焼。朝鮮系の技術により、16世紀末から17世紀初めに開かれたと
考えられている萩焼と唐津焼。

肌合い、景色、侘び、茶人好みの茶陶器の数々
やきものは本当に難しくて、なかなか踏み込めない世界です。


ノンコウ作の赤茶碗「若山」千年の緑と称される了入作の緑釉茶碗「若松絵」
薮内家六代比老斎のお箱書きから銘がつけられた長次郎の黒茶碗「おそらく」
流れた白釉の景色がなんとも味わいのある瀬戸唐津茶碗
すっきりとした姿の美しさにひかれた萩胴締茶碗
荒々しい姿がら鬼萩の名称のつけられた鬼萩茶碗・・・


ほんのわずかな基礎知識しか持ち合わせない私だけど
やきものの特徴は、その歴史が大きく関わっているという視点から眺めると
日本の豊かな自然に育まれた 素朴な土の味わいや大らかさを、
感じ取ることができたような気がします。


茶の湯をテーマにした美術館には、茶席の設えの展示がされているところが
多いのですが、野村美術館の“席飾り”の展示もいつも楽しみにしていることのひとつ。

前期では床に、一休宗宅の法嗣でしばし一休の墨跡の代筆もてがけていた
墨斎の「五大山上雲蒸飯偈頌」、千利休作の花入「亀甲竹一重切」
風炉釜は利休形四方風炉に芦屋四方霰釜がかけられ、なんともため息がでる
しつらえ・・・眼福、眼福。

地階の館蔵品展「漆の茶道具」(前期9月4日~10月1日)も大変見ごたえあり。
八代中村宗哲作の「既望棗」に心奪われてしまった・・・なんて美しい・・


10月19日からの後期の展示では、大きな陳列替えがおこなわれるそうです。
これも楽しみです♪

野村美術館 京都市左京区南禅寺下河原町
     平成22年 秋季特別展「一楽二萩三唐津」
             ・前期 9月4日(土)~10月17日(日)
             ・後期 10月19日(火)~12月5日(日)

00:00 | 京都 | edit | page top↑

菊の節句

朝夕涼しい風を感じるようになり、残暑の中にも秋の気配。

先日のお稽古のお菓子は、九月九日の「重陽(菊の節句)」に
ちなんだお菓子「着綿」(被綿)でした。


九月九日は、暁方より雨少し降りて、菊の露もこちたく
おほひたる綿などもいたく濡れ、うつしの香ももてはやされて(枕草子)



九の重なるこの日は穢れを祓う日とされ、菊には長寿の力があると信じられた
中国の伝説にちなみ、菊の花に真綿を被せ、翌朝 夜露をふくんだこの真綿で
身を祓い、長寿を願うようになりました。


いまの感覚ですと、九月九日はまだ残暑の頃。
菊花香る季節・・とは言い難いのですが、季節をいとおしみ
時節ごとのけじめを大切にしてきた日本人の暮らしは
いつまでも大切に守っていきたいですね。


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重陽というと、毎年 考えていることがひとつ。

上の写真は母の黒絵羽なのですが、母の時代と違って
いま羽織っている方をほとんど見なくなりました。

このまま仕舞っておいても、今後 日の目を見ることはなさそうなので
思い切って帯に仕立て直そうかどうか、ずっと迷ってかれこれ5年。
さあ、どうしたものでしょう?


00:00 | 季節をかんじて | edit | page top↑

吉野スウィーツ*Le Peche

吉野のお友だちのイチオシスウィーツは
「Le Peche(ラ・ペッシュ)」さんのマカロン♪

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ショーケースに並んだ色鮮やかな可愛いマカロン
十種類以上もあって、どれにしようか迷って迷って
結局、7種類の箱入りマカロンをチョイス。

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ショコラ、フランボワーズ、バニラ、カフェ
ピスタチオ、カシス、シトラスの7つの味

サクサクの生地と中に挟んだクリームとのバランスが絶妙で、
マカロンがちょっと苦手なくろやぎさんも
「これは美味しい!」と、ぺろりとふたつお腹の中へ^^


あのー・・・ついでに告白すると・・・
マカロンを食べる前に、ケーキも先に胃袋に入れています(笑)


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「Le Peche」のケーキ
私の中では、奈良でも1、2の美味しさ。
近くに住んでいたら通っちゃうなぁ♪

「Le Peche(ラ・ペッシュ)」

場所は近鉄六田駅の西、近鉄吉野線と平行に走る
国道169号線沿いのマンションの1階
お店の前に駐車スペースがあります。


この日、ほとんど売り切れだったパンも食べてみたいし
ウワサの“モンブラン”も食べてみたいし
この秋、どなたか一緒にいきません?^^


Le Peche(ラ・ペッシュ〉 奈良県吉野郡大淀町新野190-1
              ℡07463-2-2484
              営業時間 9:30~18:30
              定休日 火曜
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吉野葛 八十吉の「吉野天人」

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吉野山へ来たら必ず寄せていただく
吉野葛のお店「八十吉」さん

注文をうけてから作ってくださる葛きり「吉野天人」は
作りたての美味しさを味わえる逸品!
コクのある黒みつでいただきます。

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ひんやり冷たくて、しこしこ、つるりっ~美味しい!

添えられたこのかわいいおちょぼ
口に含むとすーっと溶けていって、ほんのりとした甘さだけが残るやさしい味

お店の方にお聞きすると、備長炭で乾燥させる前の“生の葛菓子”だそうで、
毎日、その日の分を作って出してくださるのだそう。
この生の葛菓子は、こちらの店内でしか味わえないもの。
吉野山へおでかけの時は、ぜひ!おすすめです♪


この日の奈良は、湿気がまとわりつくような暑さ
お昼も冷たい“葛うどん”と葛豆腐をいただきました。

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葛づくしの吉野山の締めくくりは、吉野の友人おすすめの あのお店

       ・・・つづきは明日^^

*吉野葛「八十吉」  奈良県吉野町吉野山 TEL: 0746-32-8739 
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空中さんぽ

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2年前に吉野山へ行った時は、中千本のお宿まで車で上りましたが
今回は「吉野山ロープウェイ」を使って、下千本までゆらりゆらりと
3分間の空中散歩を楽しみました。

国内では現役最古というこのロープウェイ
昭和4年開業といいますから、かれこれ80年になるのですね。
それだけで、なんだかスリル満点^^

民家のお屋根をかすめるように、ソロリソロリと上っていきます。

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途中でバサバサと何かにぶつかる音がすると思ったら
木の枝で車体の脇すってるし(笑)

それほど高いところを通っているわけではないのだけど
微妙な揺れが80年の歴史をかんじさせて
なんともいえない この緊張感!

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金峯山寺の特別ご開帳がはじまったとはいえ、
オフシーズンのこの時期は、まだ観光客も少なく
ロープウェイに乗ったのは私達のほかに2名だけ。

きっと桜や紅葉のハイシーズンには、
定員28名のこのロープウェイもぎゅうぎゅう詰めになるのでしょうね。


吉野山ロープウェイ 大人片道350円(往復600円)
           子供片道180円(往復300円)
           (桜の期間は往復券はありません)


00:00 | 奈良を楽しむ | edit | page top↑

金剛蔵王権現像・百日特別ご開帳

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役行者が開いた修験道の根本道場、吉野山の金峯山寺

平城遷都1300年祭を記念して、9月から12月の百日間
本堂・蔵王堂の御本尊「金剛蔵王権現像」三尊のご開帳がおこなわれます。

桜の名所と知られた吉野山。
できれば桜の紅葉の時期に伺いたいところですが
この秋はとても忙しくなりそうなので、いまのうちにと
早速でかけてまいりました。

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修験道の根本道場として長い歴史を持つ金峯山寺ですが
政争に巻き込まれるといった苦難の時代をくぐりぬけ
いまの蔵王堂は1592年に再建されました。
それ以来、御本尊として鎮座されている「金剛蔵王権現像」

特別な法要の時以外はご開帳されない秘仏で
普段厨子の扉は閉じられ、そのお姿を拝することはできませんが
今回、「金峯山寺の特別な百日間」として、6年ぶりの長期ご開帳と
なりました。

内陣の三つの扉が開かれ、私たちの目の前に現れた
三躯の金剛蔵王大権現像
仏様の慈悲を現す青黒色の身体、仏様の偉大なる知恵を現す
赤い火炎を背に憤怒の相の立姿は恐ろしいまでの迫力。

三尊はそれぞれ釈迦如来、千手観世音菩薩、弥勒菩薩が権化されたお姿で
過去・現在・未来の三世にわたって私たちを守ってくださっているのだとか。

外陣にて金峯山寺の歴史や、今回のご開帳についてのお話を伺いましたが
特に印象的だったのが、金剛蔵王大権現像があまりにも強大な力を持つ仏様ゆえに
秘仏としておまつりされているというお話。

金剛蔵王大権現像をおまいりさせていただいて、諸々の煩悩も
心の内に潜むちいさな悪魔も追い払われたかしら。笑

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ムラサキシキブも色づきはじめ、ぐっと秋めいてきた吉野山
境内に立つ万葉歌碑や前登志夫、良寛の歌碑に思いをめぐらせた今回の旅
まだまだ、続きます。


金峯山寺「金剛蔵王権現像」百日特別ご開帳
         ・1020年9月1日~12月9日
         

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夕暮れドライブ

資格試験の勉強で、夏休み中もほとんど家にこもりきりの兄やぎ。
気晴らしに運転の練習でもと、時々ハンドルを握って
近所をぐるぐるまわっています。
そろそろ運転にも慣れ、行ってみたい場所があるというので
お付き合いすることに。

若草山ドライブウェイ

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山頂に到着すると、ちょうど夕日が西の空を染めながら
生駒山の向こうに沈んでいくところ。


いつもの年なら、行く夏を惜しみながら眺める夕陽も
今年は早く秋にならないかと、祈るような気持ちで見送りました。

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いや~それにしても、初心者マークの助手席って
ヒヤヒヤ、ドキドキ。。。生きた心地しなかったな。
寿命が3年縮まった(笑)

00:00 | 日々是好日 | edit | page top↑

福井のお大師さん

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奈良・高畑の春日山「不空院」(しゅんにちざん ふくういん)

新薬師寺と細い道をへだてた向かいに建つ「不空院」
鑑真和上が中国から渡来された折に住まわれ、平安時代には 弘法大師が
興福寺の南円堂の雛型となる八角円堂をここに建立し、本尊・不空羂索観音像を
造願したと伝えられる由緒ある古刹です。

普段はひっそりと門が閉じられていることも多いのですが、
数年前、たまたま本堂の前をお掃除されているご住職をお見かけして
お声をおかけしましたら、快く本堂にご案内下さいました。

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本尊・不空羂索観音像(重要文化財)は、東大寺法華堂の立像
興福寺南円堂の坐像とあわせて三不空羂索観音といわれていて
興福寺南円堂の不空羂索観音像の、ちょうど1/8の大きさで
お顔もとてもよく似ていらっしゃいます。

ずっと前に奈良を特集した雑誌にとり上げられましたが、
それ以来あまり表にでることなく「こんなに立派な仏様なのに」と
不思議に思っておりました。
お聞きするところによると、檀家さんもおられ、普段はご住職おひとりで大変お忙しく
常に公開ということが難しいとのこと。
何より「仏像は“見る”ものではない」という、先代のご住職さまのお考えを
大切になさっているように、お見受けいたしました。

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瀬戸内 寂聴さんの小説のモデルになった、あの庵主さまともご縁のある不空院。

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本堂横にある「縁結び」と「縁切り」の二つ並んだ祠・・・
これもまた奈良の歴史のひとこまなのでしょうね。

この秋の「平城遷都1300年祭 祈りの回廊」では、
「不空羂索観音像」の特別ご開帳が行なわれます。
春日山や高円山も秋の色に染まる頃、お友だちを誘ってお訪ねしたいと
思っています。


*平城遷都1300年特別開帳「不空院」・10月16日~11月14日
                        (期間外は要事前予約)
                        ・9:00~16:30(受付16:00まで)
                        ・奈良市高畑福井町1365 

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吉野檜のあかり

残暑の厳しい9月のはじまりとなりましたが、日が西に傾く頃には
ずいぶんと暑さもやわらぎ、ちょっぴり秋を感じた夕暮れの空。

気がつくとずいぶん日も短くなって
あかりが恋しい季節へとすすんでいるようです。


先日、吉野山にほど近い大淀町で吉野檜を使った「あかり」を
作っていらっしゃる坂本尚世さんの手作り教室に参加しました。

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吉野産の檜や杉を使ってつくる電気スタンド。
坂本さんの工房の吉野檜のオリジナルキットを組み立て
手漉和紙を張って仕上げます。
作業の間も檜のいい香りに包まれて、まさにアロマテラピー効果
とても楽しい手作り時間を過しました。

自然素材の持つ温かさ、和紙の持つ柔らかな手触りが好きなこともあり
以前から坂本さんの作られる「あかり」にとても興味を持っていて
2年前に吉野で出かけた折、工房をお訪ねしようと思いながら
きちんと下調べをしなかったものですから、結局たどり着けずじまい。

その「吉野檜のあかり」を自分で手作りできるとあって、今回の教室に
嬉々として参加しましたが、久しぶりの工作には四苦八苦(笑〉

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時間内にやっとのことで和紙を張る作業まで終わらせ、あとは家に帰って
草木染の手漉和紙の切り紙を張って仕上げたのですが、
明かりをつけると部屋全体がほんわりとオレンジ色のあたたかい光に包まれて
自分で作ったとは思えないほどのなかなかな出来と、うっとり眺めています^^

浮かびあがる吉野檜の美しい木目、和紙を通した柔らかなあかり。

障子越のあかりや、行燈や提灯のあかり・・・
日本人が生活の中で慣れ親しんでいたあかりは、木と和紙のぬくもりに
包まれていて、その柔らかなひかりに心のやすらぎを覚えてきました。

坂本さんの「あかり」作りは“ライトテラピー”との出会いからと
お聞きしましたが、どこか懐かしさに触れる「あかり」というのは
日本人の感覚に必要とされているものなのかもしれませんね。

坂本尚世さんは、工房での作品製作のほか、吉野の素材を使った
「あかり」作りの教室も主宰していらして、今年10月には、
奈良市もちいどの夢CUBE Sankakuであかり展示販売と
ワークショップも予定されているそうですよ。

*坂本尚世さん「あかり工房吉野」奈良県吉野郡大淀町北野13-12
                TEL:0746-32-5282
                10:00--18:00 不定休(来房の際は要連絡)

00:00 | 奈良を楽しむ | edit | page top↑
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