**「乙女部着付け教室IN奈良の町家!」のおしらせ**

奈良は歴史ある寺社仏閣も多く、趣のある奈良町の佇まいも
着物がすっと溶け込むように似合うところ。
日本の美しさをまとって、奈良の町を歩いてみませんか。

女子力UP!ぷろじぇくと「乙女部着付け教室IN奈良の町家!」

モダンでシックな着こなしで人気の森田空美先生
森田先生のもとで、長年レッスンをされている講師による
奈良で唯一の“森田流”着付け教室です。
着付けレッスンのお申込みは随時受付しております。
一日体験レッスン、見学もお気軽に。
お申し込み及び、お問い合わせは下記アドレスまで。

         shiwon_mahoture@yahoo.co.jp

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--:-- | スポンサー広告 | edit | page top↑

特別展「會津八一のうたにのせて-奈良の古寺と仏像」

Img_0444aizuyaichi.jpg

とても楽しみにしておりました展覧会
「會津八一のうたにのせて-奈良の古寺と仏像」

奈良の御寺に魅せられ、美しい仏像や悠久の時の流れをうたに詠み
深く奈良を愛した會津八一先生の特別展が、新潟、東京と巡回し
いま奈良県立美術館で、その締めくくりを飾っています。

展覧会がはじまってすぐに出かけたのですが、
なかなかブログにアップできず、気がつくと会期もあと10日ほど。

ちょうど今日(7日)から、会津八一が杉本健吉に贈った「東大寺大佛讃歌」の展示が
始まりましたので、二度目の観覧に行ってきました。
(東大寺大佛讃歌 すごくよかった!>誰となく・・・)

「會津八一のうたにのせて-奈良の古寺と仏像」は
同じ作品を陳列する巡回展というより、新潟、東京、奈良のそれぞれの会場の
展示が替わる三部作構成の展覧会になっていて、春の新潟展では、中宮寺の
菩薩半跏像はじめ會津八一記念館所蔵の書が中心に、夏の東京展は、主に仏像を
中心とした南都諸寺の名品が展示されたそうです。

pageaizuyaichi1.jpg

しめくくりの奈良県立美術館での展覧会は、會津八一の書や
奈良の名品の拓影(拓本)、東大寺の上司海雲師との間で交わされた書簡や
杉本健吉、入江泰吉、小川晴暘、木内省古といった會津八一と親交を深めた方々の
作品が並びました。

會津先生が酷愛し、すべての学芸研究の原点であった奈良。
その研究にあたって奈良の名品を数多く手拓し、その美しさに注目していたという
拓本の展示は、とても見ごたえあり。

pageaizuyaichi2.jpg

薬師寺東塔の水煙、金堂の薬師如来台座、東大寺大仏台座蓮弁、
八角燈籠の音声菩薩、興福寺の板彫り十二神将、唐招提寺の勅額
法隆寺鳳凰文光背といった名品の拓影は、肉眼では見えにくい細部が
浮き彫りにされ、その美しさと技術の高さを感じとることができます。

今回、個人的には、會津八一の書が数多く展示されていたのが
嬉しかったですね。
「自注鹿鳴集」の草稿、多数の書簡、日吉間館や春日社宝物殿の木額など
文字のひとつひとつに、奈良への深い思慕が感じられました。
奈良では展示されなかった「李白詩十二幅」の書、見たかったなぁ。

奈良県立美術館の展覧会は、仏像の展示が少ないからでしょうか。
唯一の関西展にもかかわらず、あまり注目されていないような気がします。

Img_0767aizuyaichi.jpg

今回展示の拓本の多くが、平成11年に新潟市會津八一記念館で開催された
特別展「東大寺龍松院秘蔵拓本展-會津八一の見た寧楽の仏たち」で公開された
筒井寛秀コレクションからの展示と思われます。
龍松院秘蔵の拓本をこれだけ一堂に見ることができるのは、奈良の方にとっても
大変に貴重な機会です。

他にも、會津八一先生が論文で発表し、その後行方不明となっていた
法隆寺の「六観音像」と同型の姉妹像の展示や、法隆寺金堂壁画の模写など
とても見ごたえのある展覧会です。


今日世界遺産に指定されている奈良は、かつては神聖な仏都でありました。
教義としての仏教の哲理は凡俗の者にはなかなか理解しがたいものがあります。
しかしそのいずれにしろ、目ざすところは、ひとびとのこころを開き、
それをひとつに結ぶことにあるのではないでしょうか。
この真理を理屈ではなく、ひとびとに直観させるのが、芸術のもつ不思議な力です。
會津八一のこころの旅としての奈良歌の魅力はそこにあるのではないでしょうか。
  (會津八一記念館館長 神林恒道「歌でつなぐ仏のこころ 會津八一の奈良歌」より)
 


  *奈良県立美術館 特別展「會津八一のうたにのせて-奈良の古寺と仏像」
       ・2010年11月20日(土)~12月19日(日)
       ・午前9時~午後5時(金・土曜日は午後9時まで 入館は閉館の30分前まで)
        月曜日休館



00:00 | 博物館・美術館 | edit | page top↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。