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會津八一と奈良の写真家

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今年は、平城遷都1300年を記念した様々な催しが、
奈良県内、外でおこなわれましたが、私にとっては
奈良と會津八一を結びつけたいくつかの展覧会が
特に印象に残るものでした。

入江泰吉記念奈良市写真美術館で、12月23日まで開催中の
「會津八一と奈良の写真家-工藤利三郎・小川晴暘・入江泰吉」

時代背景を織り交ぜながら、會津八一と深く関わった3人の写真家の作品と
会津八一の書や歌書、書簡などが紹介、展示されている展覧会。
この展示内容が大変面白く、実は3回も足を運んでいるのです^^

3人の写真家の作品がすばらしいのはもちろん
写真とともに紹介されている、會津八一の話が
とても興味深い話ばかり。

たとえば・・・
工藤利三郎の写真を見たことがきっかけで、
奈良への興味を深めたといわれる會津八一ですが
工藤利三郎を訪ねたところ、子供扱いされ相手にされず
写真を見せてもらえなかったこと。

小川晴暘との出会いは、晴暘夫人が営むお土産屋さんの店先で
晴暘が撮影した「頭塔」の写真を、散歩の途中で會津八一が見つけ
「君、奈良の美術といふものを新しい写真で写すといふことは
 非常に大切なことだし、世界的に大切なことだと思ふ。君、ひとつやれ」
とすすめたこと。

小川晴暘が撮影した興福寺の仏像の写真をみて
もっと撮影するようにとすすめ、「興福寺の私のほしい部分は別紙の通りです。」と
撮影してほしい部分を、イラストを書いて具体的に指示をしていることなど
會津八一の奈良の仏教美術の研究に、この二人の写真家が果たした役割が
いかに大きかったか、いままでよりも一歩踏み込んだ紹介になっていたのが
とても印象的でした。

工藤利三郎写真集「日本精華」のモノクロの写真の迫力に驚きましたし
小川晴暘写真集「室生寺大観」では、金堂十一面観音の左手、
釈迦立像の腹部正面衣紋など、全身ではなく部分の写真が多かったことも
會津八一からの助言があったからなのでしょうか。

写真家入江泰吉も、會津八一の歌に感銘をうけたひとりで、
歌に共鳴するかのように大和路の風物を叙情的に表現された写真は、
いま私たちの心に深く沁み込んできます。

「會津八一の思い出」
會津先生は歌をお詠みになるので、どうしても「書」を書かなければならないわけで
それから、ご自分で中国の古書などで学ばれたらしいけど、どうしても、自分の歌の
個性とはちょっと違うということで、考えた末 自然に手本を求めたという話をされましてね
大変興味深かったことを覚えています。自然に触れ、例えば木とか草など、自然の中に「字」
つまり書の根源があると、そして御自身もそれから自然をよく観察したとおっしゃっていましてね
私が物を創る場合の基本的な姿勢を、暗に示してくださったと思いますね。
                      (入江泰吉「大和路雪月花」より)


昭和4年4月8日飛鳥園の刊行の研究誌「東洋美術」創刊号を
発行した日に、會津八一が揮毫した 東洋美術研究会の記念すべき看板(唐招提寺古材)や
會津八一の代表的な歌、唐招提寺「おほでらの~」法華寺「ふぢはらの~」の書
新薬師寺所蔵の「瑠璃光」(昭和15・11月)
唐招提寺所蔵の「留法千載」(昭和18・4月)

とくにすばらしかったのが、唐招提寺に納めた「般若心経」(昭和22・9月)
「願以毛(比)功徳普及 於一切我等興衆生咸倶成佛道」
最後のこの一行に、鳥肌がたつほど感動しました。


*入江泰吉記念奈良市写真美術館
 「會津八一と奈良の写真家-工藤利三郎・小川晴暘・入江泰吉」は
 明後日、12月23日まで。

今年、私のまわりでも、展覧会を通して“會津八一”に開眼(?笑)した
お友達があちこちに^^

   *奈良倶楽部さん「奈良倶楽部通信」
   *5*SEASONさん「cinemazoo 」 
   *悠々さん「and so on...」

うふふ、嬉しいっ♪
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