**「乙女部着付け教室IN奈良の町家!」のおしらせ**

奈良は歴史ある寺社仏閣も多く、趣のある奈良町の佇まいも
着物がすっと溶け込むように似合うところ。
日本の美しさをまとって、奈良の町を歩いてみませんか。

女子力UP!ぷろじぇくと「乙女部着付け教室IN奈良の町家!」

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森田先生のもとで、長年レッスンをされている講師による
奈良で唯一の“森田流”着付け教室です。
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お申し込み及び、お問い合わせは下記アドレスまで。

         shiwon_mahoture@yahoo.co.jp

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礎石をながめながら

Img_4443koudouato.jpg

大仏殿の裏側、正倉院へ向かう道の横に並ぶ大きな礎石
東大寺の講堂跡。

Img_4447koudouato.jpg

たくさんの観光客で賑わう南大門から大仏殿のあたりにくらべ
訪れる人も少なく、とても静かな場所。
でも この講堂跡が好き・・・っていう人、多いですよね。


作家の白洲正子さんも「東大寺講堂跡」という随筆を残されています。

東大寺の大仏殿は、四六時中観光客で賑わっているが、そこから裏側へ
回って行くと、まるで別世界のように静かな一廊がある。もと講堂が建
っていたところで、松林の間に礎石が点々と遺っているだけのガランと
した風景だが、ここへ来ると私はほっとした気分になる。
・・・・(中略)・・・・
そこの遺る大きな礎石を眺めながら、松風に吹かれていると、しきりに
「諸行無常」ということが想われる。だからといって私はけっして昔の
盛観をなつかしんでいるわけではない。むしろ、何もないことの有難さ
を噛みしめているといった方がいいかも知れない。口はばったいことを
いうようだが、東大寺にはあまりにも多くの美しい仏像や建築がありす
ぎる。子供の頃からそういうものに馴れ親しんで来た私は、今ではある
種の重圧を感じる。十重二十重に国宝や重美にかこまれた中に、忘れら
れたように取り残されたこの空間-ほっとした気分になるといったのは
そういう意味である。
南に大仏殿、北に正倉院をひかえた講堂跡の礎石の上に寝そべって、空
往く雲を眺めている時ほど豊かな気持ちにひたることはない。何もない
ということは、また何でもあるということだ。
・・・・(中略)・・・・
自然も人間も歴史も存在し、なおかつすべてが消え去った跡には、目に
は見えないが悠久のエネルギィといったようなものが息づいており、私
に新しいいのちを与えてくれるように思うのである。



Img_4444koudouato.jpg

講堂跡に来るといつも“何もないということは、また何でもあるという
ことだ。”という、この白洲さんの言葉を思い出します。



22:00 | 奈良の御寺・御社 | edit | page top↑
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